真・女神転生Ⅳプレイ日記（38）女神との出会い 2013/07/14__17:40

Nルートで、よく分からないうちに手に入れていた（でも入手のためにかなり頑張ったとは思う）鍵を使わないまま２周目に入ってしまっていたことに気づきました。バカだった…！！　


バロウズが街に行くたびに「あら？　そういえば近くに鍵のかかった扉があったわね。マスターが手に入れた鍵でなら開くかも。」って言ってくれないとそんなの覚えていられない！

■あの少女と初めて出会った時のこと
１周目はナバールのことでそれどころではなかった「謎の少女との出会い」、２周目の今は戦闘も楽だし、結界内で迷うこともないので、ちゃんと意識してみました。

ナバールは、カジュアリティーズであるフリンとワルターを生意気であると感じ、先輩とともにはかりごとをし、嘘の救出依頼によってフリンとワルターを陥れようとします。が、強力な悪魔の罠にかかってしまい、嘘の救出作戦であったものが、本当にナバールを助けなければならないことになりました。ヨナタンいわく、「こんな結界を張れる悪魔はもう何百年か出現していない」とかで、ナラクの中で何か変化が起こっている兆しのようでもあります。

少女とスティーヴンに初めて出会うのは、この悪魔結界の内部です。少女は何も語りませんが、スティーヴンのほうはこう言います。「うまく悪魔を使いこなしているね。あの子が興味をもつだけのことはある」。そして「君（君たち？）が、彼の者たちに未来を託された者ならば、再びあの少女と会うことになるだろう」と言います。

ここでは、フリンが前世に彼女とともに天井を作った件（推定）に言及されることはありません。「彼の者たち」という表現が出てきますが、多分「ホワイトメン」のことかなと思います。でもホワイトメンと女神の関係は、Nルートではよく分かりませんでした。


■ナバールはしみじみあわれ
ガントレットが発動する適性はあったのにメンタルが悪魔の存在についていけなかった、しかもナラクでもここ数百年見たことのないはずの強力な悪魔に新任早々で出会ってしまった、これは労災の範疇ではないかと思います。ナバールが我々を敵視した理由は「カジュアリティーズのくせに生意気だ」ということでしたが、ラグジュアリーズのほうが人口の割合としては少ないはずなので、サムライはカジュアリティーズ出身者のほうが実は多そう。ホープやK、特にKはラグジュアリーズに見えないです。サムライに選ばれることはこの国では唯一の正当な身分越えの方法なので、野心を抱くカジュアリティーズの若者には一大チャンスですが、ナバールのような快適な生活をしていたラグジュアリーズにとっては、いきなり命懸けの肉体労働だし、我々のような下賎の者に肩を並べられてしまうし、不運以外の何物でもないですよね。

ちなみにワルターは「家業を継ぎたくなかったし、サムライは性に合ってる」と言っていて、贅沢な生活にはそれほど関心がない様子です。ワルターが家業を継ぎたくないのは、漁村の生まれなのに魚が怖いからでしょう。フリンのほうは、畑の人。


メンタルクラッシュしてしまったナバールを片付けながら、ヨナタンが「フリン、それからワルター。ラグジュアリーズがこんな者ばかりだと思わないでほしい」と言いますが、「こんな者」というのはどういう意味なのでしょうか。ワルターがナバールの異変に対して「何だか白けちまった」という程度でしかなくて全く心配する様子もないのは、実はワルターが弱肉強食の実力至上主義者であることがのちに判明するので納得がいくのですが、ヨナタンは親切そうに見えてナバールを「こんな者」などと言って否定し、暗に「自分はそうではない」というのですから、世界を動かす連中というのは冷たいものです。きっと、砂漠の東京のキヨハルならナバールに縋るべき信仰をくれたと思うし、爆炎の東京のアキラなら、ナバールのことも大切にしたと思います。ミカド国は案外、生きにくいのです。


今回のフリンはロウに寄っていく心構えなので、屋上で話しかけられた時も「この仕事に誇りを感じている。ナラクで下働きなどごめんだが、これがオレの覇道の第一歩だから」と、ヨナタン寄りに答えました。ヨナタン嬉しそう！　「君とは気が合いそうだ」と言われました。お前と気が合うやつなんか世の中にはいないってこと、一周目をクリアしている私は知ってるよ！


■オシャレを楽しむ
一応新入りということになっているので銀座で調達した服は脱いで、サムライの制服を着ています。上は着崩してこそいないですが、制服改造でスペシャルな感じを出さない手はありません。下は白い制服ではなくブラックデモニカをつけています。靴裏の深紅がチラ見えするのが、不良っぽくて実にいいと思います。

田舎にいる頃にはひっつめていた髪も、今は下ろして戦っています。積極的なカリスマ性の発揮！　なにしろ今生では神の名のもとに世界をこの手で裁くことが目的です。


皆さんご存知と思いますが、下ろし髪「清廉者の髪油」はダウンロードで手に入ります。フリンの髪がうるつや系と言っているのは私の妄想ではなく、この下ろし髪に由来します。