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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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気を取り直してゲーム本編に戻ります。

日記33と33−2は基本的に文句なので、好きなものにダメ出しされるとつらいというタイプの人は見ないで下さいね。







■故郷、ミカド国へ
メルカバーを倒すと、ミカド国のいつもの広場に到着します。ターミナルを封鎖されて以来、二度と来ることが出来ないかと思っていたので、これは嬉しい仕様です。ミカド国は、王の石像こそ破壊されていますが、人々はおおむね無事のようです。とはいえ中には「新たなる指導者」の指揮の下、処刑されてしまった民もいます。

フリンが「さっそく寄宿舎で惰眠を貪りたい」と思っているのに対し、イザボーはとてもテキパキ働きます。こんなに働く子だったとは。イザボーは、この東のミカド国はまもなくなくなるので、その前に皆にナラクの下にある東京に移り住むよう勧めて来るというのです。まもなくなくなるんだっけ!? そういえばそうか!! 天井がなくなったらミカド国は壊滅か!

移民問題と言えば、「東京の人がミカド国の存在を知ったら、安全安心な暮らしを期待して際限なく流入して来るのでは」と思い、国王でもないのにその処遇について考えてしまったものでしたが、結局こうして、ミカド国民のほうが東京にお邪魔することになりました。何だか申し訳ないです。おおむねは労働好きな連中ですが、修道院の人たちとかは鼻もちならないかもしれません。それに遺物をこっそり持ち帰っていることもバレそうです。東京の皆さん! 東京でも貴重なワインを飲んだのは、このウーゴさんという人の妻です! 

天井がなくなれば東京にも太陽が降り注ぎ、おいしい野菜も育つようになるので、それまではミカド国の羊とかを差し出すことにより理解を得たいところです。イザボーの真摯な説得には随分影響力があるらしく、サムライも、町の人々も、新天地を目指す覚悟をかためつつあるようでした。


■シンジュクへ
四大天使のいたシンジュクにはもうその姿はなく、黄色いスカーフだけが落ちています。ヨナタン…。もう完全にいなくなってしまったのか、また出て来るのか、どちらなのでしょう。


■キチジョージクエスト
東京移民が決まったことで、前に「民間人への武器密輸は出来ないから」と思ってスルーしていた、キチジョージの元カジュアリティーズの依頼をこなすことにしました。あの時は一体誰と戦うための準備なのかと不安でしたが、東京に行くなら、武器のひとつや二つもっていったほうがいいです。一人目の依頼は大砲を持って来てくれという依頼。二人目の依頼はある兄弟からの依頼で、病身の妹に東京の治療薬を持って来て欲しいというものと、同じくその妹に東京から安楽死の薬を持って来て欲しいというものでした。

それは東京の病院跡にあると言われ、入るとグールに襲われるあの病院のことだとすぐに分かりました。何度か無駄足を運んだことがあったのです。今回は二つの薬を取りに行きます。久しぶりすぎて迷いました。「先に治療薬を使ってみて、うまくいかなかったら安楽死させてあげてね」という気持ちをこめて両方渡しましたが、兄弟は話し合ってどちらを使うか決めるそうです。


■ナバールと再会!!!
キチジョージクエストの三人目の依頼は「ある人物を護衛し、東京のフジワラのところまで連れて行って欲しい」というもの。キチジョージの森の奥にその人を捜しに行くと、何と、「ある人物」とはあのナバールでした!! ナバール会いたかった!! 無事で生きていたのですね!!

ナバールは完全にバグっていて私のことを見ても誰だか分かりませんでした。もっとも、そのほうが都合が良かったかもしれません。フリンだと分かってしまったら怯えたでしょう。ナバールは、それまではラグジュアリーズの坊ちゃんとしてちやほや育っていながら、18の歳に突如選択の余地なくナラクに突っ込まれた、サムライ制度の犠牲者です。そこに悪魔がいるなんて民は知らされていなかったのに…。

今やナバールは蔓延る悪魔を恐れ、そして天使から追われる身です。街に連れて行くことも出来ません。何とか護衛してナラク経由でこそこそ移動しようとしましたが、ターミナルを目前にうっかり雑談まじりの戦闘に巻き込んでしまい、一度は村に強制送還されてしまいました。もう一度身柄を預かりにいくと「護衛してくれるという話だったじゃないか!!」と泣きながら怒られました。怖い思いをさせてすまない……。今度はちゃんと連れて行こう。


ナバールは「悪魔のいないところが、東のミカド国であり、私はサムライではなく、ラグジュアリーズだ」と主張します。彼もガントレットに選ばれた以上悪魔を使役する能力は潜在的にはあるのだと思いますが、早いうちに心を傷つけてしまい、今は休養が必要です。彼のような人に誰も庇護者がいないのは酷というもの。フリンの故郷のカジュアリティーズたちが彼をかくまってくれていたのはグッジョブでした。が、フジワラに彼のことを頼もうとすると、最初は盛大に勘違いされて「オーケーオーケー! 東のミカド国のサムライなら、いいハンターになるに違いない! あ、スマホはこっちで用意するから!」と言われてしまい、ますますナバールを追いつめることになります。フジワラはすぐにナバールの異変に気づき、「それなら悪魔の来ない地下街で休ませてやる」と約束してくれました。ナバールは別れ際、お礼を言ってくれて、「君はこんなに親切なのだから、ラグジュアリーズなのだろう。達者でいてくれたまえよ」と言いました。そうだよ、ラグジュアリーズだよ。達者でいて、出来ればミカド国の食べ慣れた食べ物を時々ここに持って来てあげたい。いや、天井がなくなれば、近いうちに東京でもまともな食事が出来るようになるだろう。ナバールがこんなになっているとは知らず「あいつに商会の主人がくれる怪しい食品持って帰って、泣かせてやりたいなあ」と思っていて、ごめんね。

いつかナバールが安心して、悪魔のことを怖がらずに生活出来るようになるといいです。人の欲望の変じた姿である悪魔をナバールがこれほど恐れるのは、畢竟そういった欲望をナバールが知らないからなのでしょう。多少の意地悪はしても、悪いやつじゃない。根っからのレイシストだったのはヨナタンのほうで、ナバールは実はそうでもない。ワルターみたいに実力社会で生き延びるほど他人を押しのける性格でも実力者でもないから、自分が生来の要因によって安全に優位に立つために、何度もそれを再確認し、無秩序な淘汰を嫌うだけです。フリンのような「親切なラグジュアリーズ」に対しては、感謝し、その無事を祈ってくれるのです。


フリンは平気で悪魔に親近感をもつから、その贖罪も込めてナバールには出来る限りのことをしたいものです。ナバールが不純な裏切り者として天使に粛正される世界でもなく、また、その脆弱さから淘汰される世界でもない、ナバールのような生まれ育ちの者が生きて再出発できる東京を作りたいです。ナバールは繊細な男だ。結局、腹では身の程をわきまえたやつだし、僕やワルターやヨナタンのように世界規模に大それたことをするやつじゃない。

新宿の地下街を探しましたが、まだ、ナバールの生活する姿は見られませんでした。
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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