真・女神転生Ⅳプレイ日記（49）我々は唯一神の明日を見ない 2013/07/28__00:36

Lルートクリア！

■ルシファーとの戦い
そんなわけでメルカバーを連れてルシファーのところに行きました。ワルターの姿はなく、最初からそこにいるのはルシファー。Nルートだとワルターが変貌するシーンがありますが、メルカバーを連れていくとそれはありません。

戦闘中にルシファーの腕の封印が解けて、「何となく見覚えのある青いスカーフをしているように見える人面瘡みたいなもの」があらわになるのはNルート戦と同じです。いやだ…それワルターじゃないよね？　それ、爆炎の東京で言うところの、明らかに悪魔合体に失敗している例だよね？　アキラみたいなオシャレな合体方法は出来なかったの？


■メルカバーは別に役目がない
せっかく連れて行ったメルカバーですが、途中ちょっとルシファーと喋る程度であんまり特別な役割を果たしません。RPG脳の私としては、なにかひとつどかんと特殊技を出して欲しいと思ったのですが…。メルカバーは「これぞ神の力」と言いつつ弱いです。


■ワルター、最後の言葉
ルシファーを倒すとワルターの声が「お前のほうが強かったってことは、お前のほうが正しかったってことかな…」と言い残します。姿は見えません。もともと、天使と悪魔の最終戦争は「力と力の争い」だったので、ワルターの言う感性は正しいのかもしれません。人間だけが、「強さでは判断されない世界」を望んでいて、神と悪魔は、力をぶつけあっています。


■そして新たなる千年へ
ルシファーを倒すと、目の前にはヤマトの前に佇んだメルカバーがいました。メルカバーは言いました。大アバドンに東京を飲み込ませ、すべてのけがれを消し去るのだと。そしてこう続けました。「東京のケガレに触れた我々も例外ではない。この意味、分かるな？」

ちょっと待ってくれ！！！！！
そういうことは先に言おう！？
その「分かるな？」っていう表現は、阿修羅会とかそういうやくざやさんとかが使う表現ですよね！？　涼しそうな顔して、これ確実にカタギじゃないですよね！！　せっかくルシファーパレスで集めたアイテムとかもマッカにかえずじまいですし、まだまだ私はやりのこしたことが……

しかし有無を言わさず私とメルカバーはアバドンの闇に飲まれたのでした。
分からない…分かるふりしてきましたけど分からない…
フリンは人間だからまだまだフジワラのところに言って「今日のうちにうまい酒を飲んでおいた方がよいですよ」くらい言いたかった。しかし、さすが四大天使、自己犠牲に関しては、容赦がないです。


その後の「新ミカド国」の様子はヨナタンの声が解説してくれます。日々労働し、家族を愛し、幸福で勤勉な生活を送る、神の望まれた人間の姿を実現するミカド国民たち…。東京のケガレに触れたのはサムライ一同そうだと思うけれど先輩のサムライ方はいったいどうなったのか…。かつてアキュラ像のあった広場にはフリンの立像が建てられています。なんかスゴ！！　アキュラ王像は全裸で頭つるつるっぽかったですけどフリンは着衣ポニーテールで再現されています。最後の方は金髪にカラコンという完全にグレきった容姿でメルカバーを引きずり回していたのに、新人の頃のういういしい姿が採用されたようです。そんな像建てなくていいのに。


生き残ったのはほんのわずかな人間たちですが、もともとは一人の人間から始まった神の箱庭。神の所有物としての人間は、それはそれで幸福に生きて行くのでしょう。人間という存在のあり方をただすために個の死をいとわなかったヨナタンに、この世界を捧げます。


というわけで、最後にワルターの面倒を見てきます！
今更ですが、一番後味がいいのがNルートのような気がするので、Nルートを最初にやってしまうと読後感があまりよくないかもしれません。しかしそんなことはシリーズプレイヤーの方なら皆さんご存知なのかもしれません。