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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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>雨笠様
コメントありがとうございます。
ヨナタンは「今日ある安寧が明日も続く世界を作ろう」と言ってフリンを誘ってきますが、もともと階級違いで過ごしてきた日常が全然違うため、二人が共通認識を抱ける安寧というものがあるとは言いがたいし、それを無視するとしても「今日ある安寧」と言えば少なくとも「善良なラグジュアリーズと勤勉なカジュアリティーズによって成立しているミカド国の社会」を指しているはずですよね。でも実際はヨナタンが目指しているものは「神が最初に意図した人間世界」という、我々が一度も見たこともない世界であって、それを今日ある安寧と言われても困ります。そして彼の理想を実現するために行われるのは、維持に向けた働きかけではなくて、原点回帰のために東京を壊滅させミカド国を平等社会にするという虐殺をともなう変革です。

ヨナタンルートはそのあたりの奇妙さ、対人においてその都度には若者らしい人間味があるのに唐突に人間離れした発想を繰り出して来るところなどが、フリンとして心を沿わせようとするとなかなか難しいところがありました。でも最終的にはヨナタンも可愛いやつなので、楽しんで下さい!


続きは全くプレイと関係ないので読まなくていいです。






もともと今日はここに「キヨハルさんと別世界のフリンとの関係は分厚すぎる」というテーマで、ゲーム中に得た情報に妄想を絡めに絡めた話を長々と書いていたら「妄想はよそでやれ!」という神のいかづちに触れたのかブラウザごと落ちて大変ショックでした。「オレが死んだらオレのデモニカを祭壇に供えていいよ」などという、言ったか言わなかったか分からないセリフを砂漠のフリンさんに言わせるのはモラルに反したかもしれません。

懲りずにざっと説明し直すと、次のようなお話です。きっとキヨハルさんは四大天使に「繭に乗るように」と声をかけられたにもかかわらず、友人フリンのことが気になって「フリンが一緒でないと…。友達をおいていくわけにはいかないから…」などと、全く深く考えずに口走ったのでしょう。当時のキヨハルさんは純真な名門高校の男子生徒またはまだ中坊、もしくはガブリエルが繭の準備に長い時間をかけていた場合もっと年端のゆかぬ少年でした。いずれにせよガブリエルどもは清く思われていたキヨハルにとってフリンという不浄の友人がほだしになっていることを察知し、キヨハルを東京に捨て置いたのです。キヨハルさんの生活は東京壊滅後に一変し、精神は日に日に崩壊していったでしょう。一方のフリン氏は自分の存在のためにキヨハルが東京に残ったことについて行き場のない憤りを感じているに違いなく、また、これほど信仰の深い友を捨て置く神に対する憤りも甚だ烈しかったものと推察され、そんな怒りを毒に汚れた屋外の農地にぶつけたでしょう。フリンが畑の人なので、砂漠のフリンさんも「悪魔討伐隊で悪魔をバッサバッサ」というより、「仲魔を操りながら、屋外でわずかな農地の面倒を見ていた」のほうが味があっていいと思います。実際、彼は直接的に悪魔やPアーミーに殺されたのではなく、プルートの毒に倒れたのでした。

屋外活動をしていれば自然、プルートこそ神の置き残したものとフリンさんは理解したことでしょう。親友が神を信じきっているからこそ、そのように残酷な神を恨まなかったことはあるまい。でも死期を察したフリンさんはキヨハルさんの信じる神をなじることをせず、はたまた「オレはお前の信じるその神によって殺されるのだ」などという残酷な現実を突きつけるようなことも言わず、「オレが死んだらオレのデモニカを祭壇に供えていい」といった内容のことをキヨハルさんに言ったのではないでしょうか。これは熱い。また、当時から年下のアキラと面識があったなら「アキラを頼れ。あいつはその気になればできるやつだ」と言い残して死んだかもしれません。これもまた熱い。


キヨハルさんがいつの時点でホワイトメンの予言を電波受信したのか分かりませんが、まさかキヨハルが希望を込めて語る「救世主」とやらが別の世界線の自分自身だとはフリンさんも思わなかったでしょう。フリンさんは、プルートを倒したいというキヨハルさんの、東京の人間としては当然の願いを聞きながら、その願いこそが神の意思に対する反逆だと知っていたのでしょうか。


25年の時を経て、メシアと呼ばれるわたくしフリンがやってきてプルートを倒してしまったわけですが、私はあの神の遣わしたメシアではなく、推定スティーヴンの撒き散らした悪魔召喚プログラムを用いて唯一神の暴虐に逆らう、東京の女神たる少女の遣わしたメシアでした。プルートの消滅を感じ取ったキヨハルは喜び勇んで神に感謝を告げたそうですが、その報告に神が怒らないとすれば、もはや捨て去った東京のことなど神が覚えていないから。あるいはこの世界にはすでにプルートという神の遺物しかなくて神などいないからです。これも切ない。

私がキヨハルについて3周目にしてあまりにも熱いのでDLCで砂漠の東京の未来が判明することを教えてくれた筋がありましたが、中年腹の三位一体神ではなく制服姿のキヨハルさんから始まる砂漠のフリン一人称のストーリーを知りたいです。デスエンドっていう大きな問題があるけど…
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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