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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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ワルタールートでもうすぐクリアです




■白と黒の森でJKヒカルが恐怖の大変身
二つの可能性の東京を抜け、ホワイトメンによる、何度聞いても要領を得ない説教をスルーしながら「変革を求める」ことを告げ、白と黒の森へ。今回はここでワルターに会えました!! だいたいはヨナタンと同じノリで「俺とお前の世界に帰ろう」的なことを言ってきますが、ヨナタンのほうがしみじみしている分だけセカイな感じがしました。ワルターのほうは、馴染みの相手への気安さみたいなものが特に出ています。

Nルートでスティーヴン、Lルートではガブリエルがここで登場しましたが、CルートではJKヒカルが登場します。そして彼女の真の姿を見ることに……その顔が……悪魔の顔に……

って、顔こわあああああああ!! 
顔!!
顔怖い!!

イサカルの悪魔化など比較にならないほど、ヒカルの悪魔化は怖いです。正直、目が泳ぎました。あまりの怖さに話の内容はよく覚えていないのですが、ホワイトメンを倒すと「私と合体して真の姿になる者はどちらか?」と迫られたような気がします。倒す前だったかな…そのへんもよく覚えていません。とにかく怖かったです。合体しようと言われても… せめてJKヒカルの顔で言ってよ!! 合体する気が起きないよ!!

こんな怖い物体と、我が友ワルターを目の前で合体させるなんてぞっとしなかったので、世界のすべてをワルターに託して私が悪魔合体をすることにしました。しかし案の定というべきか、ワルターがしゃしゃってきて「自分がこいつと合体する」と言い出します。JKヒカルならともかく、これと!? これとか!? せっかく「欲望と暴力の無差別世界」というバイオレンスなものを目指しているのに、ちっとも魅惑の禁忌という感じが出ません。


■ワルターの遺言
ワルターは「自分は田舎の漁村で一生を過ごすものと思っていたから、サムライになって、お前たちと旅が出来て最高に楽しかった。この最高の気分のまま死にたい」といった述懐をしました。この若者らしい刹那的な感じ。ワルター個人だけ見ると本当にただの若者なのに、その胸に芽生えた小さな思想と、特に行き場がなかったがためにその思想に傾けられたつりあわないほどの若い情熱とが、世界を変革するのです。まさに悪魔の恐るべき手引き。そこに協力したフリンの罪も重いものです。ワルターやめろ、お前は行くな! 行ったら禿げるぞ!! 


ワルターはJKヒカルだったものと合体し、欲望を統べる人々の明星、ルシファーとなりました。どうしてあれとそれが合体してそんなヨボヨボの存在になるのか。ワルターの意識が最高の状態のまま消失したのならワルターにとってはよかったのかもしれませんが、その後にこんな見た目のものが残ると分かっていたらためらったに違いありません。


■イザボーとの別れ
ヤマトを使ってもともとの東京に戻って来た私とルシファーは、市ヶ谷駐屯地から出ようとしました。すると出口にイザボーが待ち受けています。Cルートでもイザボーとの戦いは避けられず、彼女が最終的に自害を選択することもLルートと同じでした。イサカルをこの手で殺害し、ワルターを目の前で悪魔王に奪われ、イザボーには目の前で自害され、そしてヨナタンを倒しに行くのです。気付いたら友達が全員いなかった。最近は仲魔も、どうせ埋まらないと分かっているのについ悪魔全書を埋めるほうに気持ちがいって長い付き合いの仲魔がいなくなってしまった。

淋しいのでフジワラのところに行くと、「ミカド国に悪魔とともに赴くなら、我々の求めたミカド国はもうそこにはないってことだよね?」という当然の反応を受け、ツギハギ&フジワラの大人コンビにかなりねちねち言われたあげく、フロリダを追ん出されました。懲りずにもう一度戻ったら「さっきはごめん、言い過ぎた。一度はミカド国で死にかけた自分が東京で死ねるならまあ本望」みたいなことを言われましたが、絶対に恨みを買っています。何かすごく罪悪感があります。でもそんなものには負けない! 気に入らないな、この大人たち、人の罪悪感を煽って! メデューサもミノタウロスもとうにいないのだから、若者に頼らず、自力でナラクを登っておけばよかっただろ! あと私の連れであるルシファー君をもっと怖がって下さい! 


この男たち、渡世に長けていて人当たりがよいからと言って、信頼してはなりません。我々はリリスを追ってやむなく東京に降りて来たというのに、それに乗じてミカド国への移住を画策し、十分に手のうちを明かすでもなく、移住の手引きを10代の物を知らぬサムライに依頼したという、食えぬ連中です。東京に暮らしてきたフジワラたちがミカド国に入った時から「フジワラたちが求めたミカド国」は崩壊するのだから、今更「そんなことをしてくれたら、ミカド国が失われる」と文句を言われる筋合いはないのです。彼らのしようとしていたことは、未踏の雪原に憧れて足を踏み入れ、自ら雪原を失わせることと同じでした。第一、あれは私の故郷です。異邦人のフジワラに恩恵などあるべきでもないのです。フジワラも「東京で死ねる」などと嫌味を言わず、命ある限り東京で生きてみせろ! ミカド国など独善的な神が支配するいつわりの王国、人間がその本質である自由意志をなげうって神の人形と化した堕落の地だ。神にケガレと断じられた者こそ、真実、人として生き残れたのだと思った方がいい。……ということですよね、ルシファー?


ツギハギは「ヒカルなんて知らないなあ…」と言っていました。フジワラとツギハギの過去話も「キヨハルさんとフリンさん」と同じくらい物語が深いのですが、ゲーム中では推測するしかなく、どこかで語られないのはもったいないですね。


■そして、プルガトリウムへ
ところで、「神の戦車」と同じくらい、ルシファーが弱いです。セリフは偉そうなのに。神なき世界を目指す我々ですが、「神なき」と「髪なき」をかけているのだとしたらとんでもないセンスです。こいつも神の戦車と同じく東京の酒場に平気で入って来ます。人間としてはちょっと大きめですが、さすがに神の戦車よりは場に似合っています。
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早い!早いです!
フェスティボゥはスルー出来ないですよね(笑)
爆炎の東京に着いたときのワルターは「燃えてるじゃないの!?」とかそんな感じの、急にギャグ漫画のような突っ込みが面白かったです。

邪教の館の曲はどうだったかな、と気になって調べてしまいました。通常合体は真Ⅰ~真Ⅲのローテーションらしく(気づいてませんでした。。)、特殊合体はなんと魔神転生という作品のものだそうです。新曲ではないのには理由があったみたいで、今回の邪教の館はミドーが作ったアプリという設定なので、新曲にしちゃうと「じゃあ誰が用意したの?」となるため、これまでの曲をミドーがアプリに入れた、という設定みたいです。

なので合ってますよ!モル元さんのお耳は凄いですね!

トーナメントクエストの曲は真Ⅰのギンザでかかる曲でして、ファンの間では「世界一かっこいい銀座」と称される程の人気曲なのです。ちょいちょい使われてる真Ⅰ曲を聴く度に、SFCを中古で買いたくなります。
NONAME 2013/08/06_Tue_:50:07 編集
駆け抜けました!
イザボーは前半あまり目立たないので「オッサンの殿方」と言ってみたり「フェスティボゥ」と言ってみたりで存在感を主張してきますね。
爆炎のワルターは…燃えているじゃないの!?も
リモコン見つけた時の、落ちているじゃないの〜♪も、妙に浮かれていて修学旅行生みたいで、確かにCルートで行くと彼にとって、ここで死にたいと思えるくらい解放感のある一番楽しい時期だったのかなと思えます。
爆炎の東京ではヨナタンともケンカしている暇がないし。

邪教の館にはそんな背景があったのですね! 
BGMって、あくまで「こんな曲が聞こえるような気分」を表現しているものと思っていたのですが、その話でいくと、元になった曲が流れている場所では実際に誰かが演奏していたみたいになって、ちょっと面白いですね。
世界一かっこいい銀座!の曲を確認しましたが、さすがのノリのよさでとてもよかったです!

真4は音楽が綺麗だし、だいたいのSEも好きですが、毒の沼地でダメージを受ける音だけはどうにも苦手(痛そう!)で、歩くのも嫌だったのですが、三周目の今回は、銀座地下の毒の通路を音消しで進んでみました。
音がなければ全然怖くなかったです。
モル元 2013/08/07_Wed_:50:24 編集
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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