女神転生Ⅳプレイ日記（６）池袋でついに東口を発見 2013/06/17__23:46

あらすじ
サムライ一行は、リアルでも迷子になりやすい池袋が、ゲームではさらに毒の沼地化していて、完全にドン詰まる

■ついに池袋に東口を発見しました
「池袋の東口の写真を撮って来てよ！」という人が世の中にいる以上、池袋には東口があるはずだったのですが、サンシャイン通り近辺の毒の沼地の中を徹底的にさまよいながら、その右側のほうを目をさらのようにして探しまわっても東口改札などなく、「改札などもう破壊されてしまったのでは」と不安になりつつ、何度もそこと池袋地下街、といっても何の希望も安心感もない壊滅した地下街を往復していたところ、ひょんなことからなんと！！！！　東口は別エリアであることが発覚！！！！！　しました！！！！！　池袋の南にある鬼子母神で受けていた「わが子ピャンカラを探して欲しい」というクエストも、てっきり毒の沼地のどこかに、赤いエネミーシンボルがあって、それと遭遇するものとばかり思っていたら、ここ東口エリアで、ちゃんとしたイベントが発生しました。

■阿修羅会は悪魔をどうするつもりなのか
悪魔の子ピャンカラは、阿修羅会の連中に拉致されていたのでした。どういうことなのか問いつめると、チンピラどもは「俺たちも命が惜しい」的なことを言っていました。その言い方はどうも、「生きるために悪魔を連れて来なければいけない」と言っているかのようです。どういうことなのでしょうか。悪魔の子供を攫って、どうするつもりだったのでしょうか。阿修羅会が何らかの方法で悪魔の力を利用していることは確かだと思うのですが、人が生き延びるために悪魔の子供を攫うとは一体、もしかして悪魔から赤玉を作ったりしていないでしょうね！？

阿修羅会の連中は、私たちを倒そうと悪魔先生を召喚しました。池袋界隈でちょいちょい「奇襲か…面白い！」と言いながらまたたく間に敵ターンで我々一同をカロンに引き合わせる、例の騒がしい弱点不明の軍団の真ん中にいる悪魔が召喚されてきました。一匹ならなんとかなりそうな気がするものです。それにしても、阿修羅会は悪魔の子を攫おうとしていたのに、その悪魔の敵以外の何者でもないはずの連中に手を貸す悪魔こそ、どういうつもりなのか？　まさにひとでなし…！　お前にこそ聞いてやりたい、お前は悪魔か、人間かと。それともこの悪魔、赤玉を食べて頭がおかしくなったのでしょうか。


この戦い、阿修羅会のチンピラも参戦してきました。チンピラはもっぱらピャンカラを銃撃してくるので、いてもいなくてもいい存在ですが、目障りなのは確かです。しかし私は人間なので人間の命を奪う気はない……と思っていたのですが、仲魔の悪魔が気軽に百本の針をまき散らしていたら、うっかりチンピラを倒してしまいました。人を！！殺してしまった！！　と一瞬頭が真っ白になったのですが、すぐに他のチンピラが参戦してきて、真ん中の悪魔先生を倒した後もこいつらを片付けなければ戦闘が終わらなかったので、倒しても良かったみたいです。


鬼畜なる悪魔先生を退治して、無事ピャンカラを取り戻した私たち。さて、庇護してくれる悪魔先生もいなくなって完全に丸腰の阿修羅会の連中が目の前で震えています。


痛い目に……

遭わせますか？


……相手が悪魔であろうが、「弱い者を拉致する」というクズなまねをしでかした連中に、思い知らせてやってもよかったのです。諭して反省する連中ならそもそもこんな外道なまねをするわけがないので「説教をさせろ」とは言いませんが、力による躾はそれなりに効果があったかもしれないので、するべきでした。が、「同じ人間である以上、人である私が彼らを裁くことではできまい」という気持ちと、「結局ケガレビトの事情なんざ他人事でメンタルな部分まで深入りするつもりはない」という気持ちと、あと「痛い目に遭わせる＝殺害だったらどうしよう」という不安感とから、彼らを無罪放免としてしまいました。東口を発見するまでの過程でメタな意味でのプレイヤーの精神力が使い果たされていたことも判断を迷わせました。ことが終わってから、これについては痛恨の思いをしています。思い知らせてやれば良かった！！！単純に「むかつくから」という理由で！！欲望のままに殴ってやれば良かった！！！！

あとで友人に「ここ思い知らせてやるとどうなりますか？」と聞いたら、ピャンカラに感心してもらえるそうです。ママに甘えるピャンカラは、悪魔といえど幼い子供で、とても可愛いです。混ぜるのはもう少し大きくなってからにしようね……という、ある種のいやらしい目で見てしまわないこともないです。