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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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あらすじ
王子(地名)も見つけたし、そろそろ話を進めないとあれかなと思ってギャビーのところへ行きましたら「東京の地理に明るく且つ腕も立つあなたがたに再び東京に行ってもらいたい」ですって。東京の地理に明るいって…とんでもない盛り方だけど、それどこ情報?




■封霊塔カゴメ攻略
ギャビーに「封霊塔カゴメから、仲間である3人の仮面の男を救い出して欲しい」といううさんくさいクエストを受けていた私、ヨナタン、ワルター、イザボー。仮面の男たちは全裸に仮面という前衛的なファッションで、かごの中に閉じ込められ、それを悪魔が看守しています。最初の一人を助けると、ヨナタンが「じゃあ先にこのお方をお連れするから」と行って消えて行きました。二人目を助けると、今度はワルターが「じゃあ俺がこの人を連れて行くからな〜」と行ってこれまた消えて行きました。最後の一人を助けようと看守の悪魔に話しかけると

この者を解放したら世界が崩壊する

といったようなことを言われ、イザボーと僕だけでは判断がつきません。「そういうことなら」と悪魔さんの前を立ち去り、一度ギャビーのところに戻ることにしました。ヨナタンとワルターにも、その後の様子を聞きたいですしね。だいたいイザボーと僕だけ残すとか、何か気を遣われている気すらするし、ヨナタンとワルターが久しぶりに思想的な喧嘩をしている危険もありますので様子を見たかったのです。

が、修道院ではギャビーが「よろしくお願いしますよ」のようなことしか言いません。酒場では「意思の強い女」「昔から変わらぬ美貌で何歳だか分からない」と噂のギャビーですが、民衆とサムライをアジることを趣味とする、人の話を聞かない女性という印象が強いです。仕方ないので最後の一人を助けました。世界の崩壊ですが、直ちに影響があるものではなかったようです。最後の一人は、イザボーが連れて行ってくれることになりました。

この仮面の男たち救出作戦ですが、毎回「だいじょうぶですか?」「ああ…仮面のせいで何もわからない」「では、仮面を外して差し上げましょう」「いや、仮面は同胞にしか外せないのだ、しかし仮面のせいで、誰が同胞なのかもわからない…」という会話が繰り返されることも、前衛演劇のようです。


■ギャビーのところへ
ヨナタンとワルターの喧嘩どうなったかな、と思いながら修道院に戻ると、イザボーが「父上以外の殿方の裸体を初めて見てしまった」ことに頬を赤らめていました。違う…そうじゃない…世界の崩壊だよ…!! 問題は世界の崩壊だよ!! だいたいこの同僚たちはギャビーの依頼をこなしている勤務中のはずなのに、いつの間にか平然と掲示板にランクインしたりしていて信用出来ないところがあります。そんなに邪教の館に入り浸っていたの? いつ? という疑念が湧きます。ギャビーは「3人の仮面の男を救い出してくれて礼を言います、あなたがたのしたことはこの国の千年を助けることです」のようなこれまたうさんくさいことを言って「ところで黒きサムライが姿を消した」と物騒な告白をしてきました。こんなことを言うにつけても偉そうですが、ちょっと謝ってくれないかな…捕縛してきたのは僕たちなんですけど。

■ヨナタン、最初の狂気を晒す
ギャビーいわく、黒きサムライは東京へ逃亡した。またお願いね、今度は殺していい。ということでした。黒きサムライって同時に複数が目撃されていなかったっけ…? という疑問が残っていますが、この点についてはあまりタッチされないですね。私の気のせいでしたでしょうか。瞬間移動する的な意味でしたでしょうか。それにしても、黒きサムライも人は人。殺しなさい、などと言われてイザボーは動揺します。「人を守るべきサムライに人を殺せだなんて……」。一方、ヨナタンは「仕方ない、黒きサムライを生かしておけば民が混乱するからね」と平気な顔で言い出しました。この人どんどん急進的になる!! 純真とは恐ろしいものです。

そういえば、ギャビーと同じ顔をしていたことについては、ギャビー自身の話によれば「こちらの世界を作った私を模したのは皮肉というものでしょう」といったような感想を述べていました。ん? ギャビーが東京から子供たちを連れて来たの? 

地名についてですが、当たり前のようにサムライたちが「シブヤ村」とか「チヨダ村」と言い出しました。東京の一部地域がミカド国になったと思っていましたが、そうではなくて対応する土地があるようですね。ところで風力発電機がまだ見つかりません。冷蔵庫などご指定の家電を持ち帰っていますが肝心の発電装置がなくて、ウーゴ様、すみません。

■タヤマに呼び出されて渋谷へ
東京で暴れていたので多少有名人になっていたサムライたち。阿修羅会のドン・タヤマに呼び出しを食らいました。どうせ黒きサムライを探すならタヤマにハナシをつけないわけにはいかないし、渡りに船ということで渋谷へ行きました。廃墟渋谷は、ドハマリしていたゲーム「東京ジャングル」でも走り回っていたので何だか思い入れがあります。

■コウガサブロウ討伐に際し、ますますヨナタンが怖い人に
問題のタヤマという人物、もっとズングリムックリを想像していたのですが細くて額が広い中年のヤクザ男でした。タヤマはたまり場にしているクラブ・ミルトンにコウガサブロウという悪魔が居座ったため難儀しており、これを倒して欲しいと、バロウズいわく「いかにも訛りそうな男」を通じて我々に依頼してきました。ついに見た目で先入観をもつにいたっています。

依頼といっても、実は先輩のサムライを人質にとられていまして、これにはヨナタンも「外道な…!!」と憤っていました。潔癖そうなヨナタンに「外道め…!!」と言われてみたい人も多かろうと思いますが、私は別にそうではなかったので羨ましいということはなく、それよりもすぐさま「仕方ない、相手が悪魔で幸いだ」とむちゃくちゃ言い出した方が驚きました。日々悪魔たちにヤバイほどの精神力を与えてみたり魔石を巻き上げられてみたり、仲魔にするとき「目的は合体素材とかじゃ全然ないよ」と言っておきながら心が通じた時についに与えられる悪魔の囁きを聞いた途端すみやかに邪教の館に連行したりと、悪魔との関わりは切っても切れない間柄のサムライです。相手が悪魔で幸いだなどと、あまりの言い様ではないでしょうか。しかしコウガサブロウは氷責めにして倒しました。余談ですがここのところ、ブフ系が弱点のボスが多すぎます。あと、コウガサブロウはジョジョ3部に出てくるスタンド「ハイエロファントグリーン」にそっくりでした。

コウガサブロウは演技過剰な遺言を残して岩になってしまいました。台詞取ってみました。

お…オレは…
この国を…護るために…

か…霞む…
国の…将来が…霞んで…いく…

なぜ…人間は…いつも…


あれ? 「人間どもはいつもそうだ…我々はこの地を守りたいのに…」といったようなことを言い残していたように思っていましたが、こうして再度プレイしてみると、そんなには喋っていませんでしたね。誰かそんなようなことを言っていた気がしますがオオクニヌシ様あたりだったでしょうか。いずれにせよ東京の各地にいる悪魔たちは、神と言われる者も多く、やはり理ということでいえば、彼らにたずねるべきところは多いような気がします。ところでコウガサブロウは戦う時に「タヤマの犬だな」「人間だろうが悪魔だろうが 誇りと憂いを売っちまった輩は斬る」と言っていました。誇りを失う者を戒めるのはよくある話ですが、「憂い」というのは、これはなかなか美意識が高いです。ぐっと来ました。しかしこの憂いは「憂国」の憂いという意味であって、もののあわれとかそういった詩情ではないのかもしれません。

コウガサブロウを倒した後、サムライ仲間を返してくれと言ったところ、この「訛りの支配人」は、イソイソと携帯電話でやりとりをし、六本木ヒルズに行けといいます。イソイソという動きがまたそれらしい。キレたヨナタンが「訛りの支配人」の胸ぐらを引っ掴んで「同胞さえ人質に取られていなければ 貴様の方を斬っていた…ッ」と言っていました。正義を重んじる潔癖なヨナタンのことですから卑怯なまねが許せないのは分かりますが、そしてワルターは口笛まじりに「ヨナタンおっかねえ〜」という反応でしたが、いやいや阿修羅会のクズ野郎と言っても相手は人間ですよ!? さっき「相手が悪魔で幸いだ」とコウガサブロウ討伐を受け入れていたヨナタンが、今度は人に武器を向けるのか。

■六本木でタヤマと初対面
しょうがないので六本木に行き、タヤマの本拠地に乗り込みました。ヨナタンが相変わらずキレ気味、イザボーは冷静に「早く同胞を解放なさい」と言います。阿修羅会の連中は我々、というかまたもヨナタンが「貴様がタヤマだな? 早く同胞を解放しろ」とタヤマのデコっぱちをマジで上からな感じに呼び捨てにしたことにキレて「おぅ 『さん』をつけんか タヤマ『さん』だろうが!」とどこかで聞いた台詞を言ってきました。デコすけ野郎なのはタヤマのほうなのでね… 先輩のサムライはそっちには曲がらないように出来ている腕を捻り上げられて「…いッ…ちょっと…腕…やめたまえ…ッ」って言ってましたがこれも含めてパロディなのかなと思いました。タヤマは人質を取っているのをいいことに「もう一つ仕事をしてもらうか」と言ってきますが、ヨナタンの「なんだと…ッ?」という言い方の、侮蔑と憤慨の入り交じった感じがすごいです。タヤマは自分の配下がサムライに傷つけられたことは不問にしてやるから働け、と強引な交渉をしてきます。ヨナタンは「そっちから手を出しておいて…なんて悪巧みに長けた連中だッ」だそうで、これまた個人的に言われたい人がいそうな気がしますが、声のせいでしょうか。

冷静に徹したイザボーが「フリン、どうする? こんな連中の仕事引き受けるの?」と聞いてきました。引き受けるわけないだろうが!! 先輩が「うそだろ!? かえるの!? おい!!」って焦っていましたが、幸いさらし者になっている人質はお前ひとりのようだな、先輩。ヨナタン風に言うと、人質が先輩一人なのは幸いだ。人質を失えないのは阿修羅会の連中も同じこと、我々が不貞寝してから戻ってくるまで、阿修羅会の連中に丁重に扱ってもらってください。

というわけでヨナタンがずっとキレているのでちょっとヨナタンにコロッケでも食べさせて、頭を冷やさせてきます。多分なにも言ってくれないだろうけれどギャビーにも相談してきますね。
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モル元
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自己紹介:
ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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