ドラゴンクエスト7の小説ブログです。
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あらすじ
新米サムライの主人公は、同僚二人に屋上で尋問されたり、その同僚たちが夢にまで出て来たり、朝起きたら大抵その二人もしくは片方がすでに僕の部屋にいるという不思議な生活を始めた…
新米サムライの主人公は、同僚二人に屋上で尋問されたり、その同僚たちが夢にまで出て来たり、朝起きたら大抵その二人もしくは片方がすでに僕の部屋にいるという不思議な生活を始めた…
■休日のパン屋へ行った
今日は先輩方が出払っているというので、ヨナタンに誘われてお勧めのパン屋に朝ご飯を買いに行くことになりました。屋上といい、パン屋といい、ヨナタンはラグジュアリーズらしい紳士的な気さくさで人を誘いますね。屋上と同じく、同期全員を誘ったとみせて実際は「私、ヨナタン、ワルター」の3人です。この二人といるとちょいちょい「お前はどっちにつくんだよ!?」っていう質問をぶつけられるから、出来ればヨナタンとワルターで話をつけてから僕のところに来て欲しい。
パン屋はカジュアリティーズのお店なのですが、行ってみると、ちょっとパン屋のおやじがおかしいです。何でも、純文学というものに手を出したそうです。文学なんてこの世界には存在しないはずのに、一体どこから手に入れたのか…。彼は太宰治の『人間失格』とか、森鴎外の『舞姫』とかを読んで、人間の心というものについて考えるようになってしまったそうです。大2病とかいうやつでしょうか。ところで『舞姫』って純文学なのでしょうか。何だかイメージが違います。
文学にかぶれてこの世界の階層制度に疑問を抱くにいたったパン屋と、どうでもいいから早くパンが食べたいワルター。根っからの革命主義のワルターですが、階級制度を下から崩したいという虐げられた者の卑屈な恨み言は言わないタイプです。ワルターの俺ルートな一匹っぷりは、かわいいですね。パンを手に入れたところで「どこか食べるのにいいところはないか」と聞かれたので、懐かしの湖に行くと、まだ故郷に帰っていなかったあいつがいました。
同僚二人に「誰? 知り合い?」と聞かれましたが、知り合いではなく友達だったので、「知り合いじゃない」と答えると、何を勘違いしたのか友達は「すっかりサムライ気取りかよ!」みたいな卑屈なことを言ってきました。そういうことじゃないのに…。しかし彼は屈辱と復讐の表情を浮かべて消えてしまいました。先日別れたときに、「この別れ方、次に会う時には魔物化とかして戦う時だろうな」とお約束な流れを想像していましたが、こんなところで、このような切ないすれ違いをするとは、無念です。だけどワルターは「そんなことよりパンだ!」というし、ヨナタンは「しまった…!!飲み物も買ってくるべきだった…!!」と何故かこんなことで痛恨の表情を浮かべているしで、僕は追いかける方法がありませんでした。
■同僚女性の漫画好きとヨナタンの童貞が同時発覚
カジュアリティーズの間に「本」、それも自由な内容の本というものが急速に広まり、同時に既存の階級制度に対する反抗心が共有されつつあることが分かりましたが、ラグジュアリーズ出身の同僚女性もまた、本を読んでいるということが判明しました。本といっても、彼女の場合は「漫画」です。それも、「ベルサイユのばら」に熱をあげているようなのです。あのクールな普段の姿からは想像も出来ないほど楽しそうに、物語の中の恋愛について話す同僚、かわいいです。でもベルサイユのばらこそ革命のお話ですよね。大丈夫なの!? 支配階層の若者が革命思想にとりつかれてこそ民衆蜂起は起こるものです、漫画ならよいというわけではない、同僚も実は危ないかもしれない! あと、この一連のお話の途中でヨナタンがほぼ確実に童貞であるらしいことが判明しました。これは必要な情報だったのでしょうか。
■故郷キチジョージが悪魔に襲撃される
会話のさなか、遠くに火の手があがったと思ったら、僕の故郷キチジョージでした。キチジョージへはそこに出現した悪魔退治のため先輩たちが遠征していて新米は城に残る規則だったのですが、僕の故郷の一大事にヨナタンが本気になってくれて、「規則!? 規則のために友人の故郷を助けるなというのですか!!」みたいなことを言ってくれて、嬉しいより「おいおい、こいつ保守派に見えてとんでもない危険思想を持ち出したぞ」と驚いてしまいました。ヨナタンが大切にしている現在の安寧は、規則が常にきちんと守られて維持されているものなのに、自分都合で何かがそれに優先すると考えてしまっては、安寧など崩れさってしまうものです。ヨナタンのような子こそ、身分違いのカジュアリティーズと恋に落ちた瞬間に革命主導者になります。でも、今は故郷が心配なのでヨナタンに便乗して遠征に参加させてもらいました。すると案の定というべきか、友達が悪魔になっていました。いつかこうなるとは思っていたけれど思っていたより早くて、顔も恐くて、初期よりもこの人のことが好きになっていたところだったのでつらかったです。心を取り戻したくて一生懸命話しかけても悪魔スカウトと勘違いされるし、とどめをさすなんて外道なこと出来ないので仲魔の外道にやってもらったらワルターに「みそこなった」みたいなこと言われるし、ヨナタンが僕をかばってくれるのも、なんだか聞いていてつらいし、悪魔にとりつかれた人間を助ける方法はないのでしょうか。
カジュアリティーズに本を与え、サバトを開催してラグジュアリーズに対する悪口を言わせている首謀者は、黒きサムライ、という存在であるということが分かり、このあたりのどこかでワルターとヨナタンと僕とが悪魔による性的な誘惑に「(ヨナタンの表現したところによると)メロメロになって」しまった屈辱感もあり、私は部屋で休むことにしました。すごく疲れていました。夢の中で、ヨナタンが「父と母が作った安寧を守るべき」と言ってきましたが、今日の私は、その父と母が殺されたことを聞いたばかりだったので、そういう話はしたくありませんでした。
両親と友人を失い、故郷は壊滅し、ナラクに潜るくらいしか、私に行くべき場所はなくなりました。この一連の原因をさぐれと修道院は言いますが、修道院には修道院の思惑があるらしく、巻き込まれて駒として利用されていることを意識するのも億劫なことです。修道院にいるギャビーという女が絶対に怪しいので、黒きサムライとやらが出現している間に修道院に彼女がいるのかどうかのアリバイを先にとってもらいたいです。
今日は先輩方が出払っているというので、ヨナタンに誘われてお勧めのパン屋に朝ご飯を買いに行くことになりました。屋上といい、パン屋といい、ヨナタンはラグジュアリーズらしい紳士的な気さくさで人を誘いますね。屋上と同じく、同期全員を誘ったとみせて実際は「私、ヨナタン、ワルター」の3人です。この二人といるとちょいちょい「お前はどっちにつくんだよ!?」っていう質問をぶつけられるから、出来ればヨナタンとワルターで話をつけてから僕のところに来て欲しい。
パン屋はカジュアリティーズのお店なのですが、行ってみると、ちょっとパン屋のおやじがおかしいです。何でも、純文学というものに手を出したそうです。文学なんてこの世界には存在しないはずのに、一体どこから手に入れたのか…。彼は太宰治の『人間失格』とか、森鴎外の『舞姫』とかを読んで、人間の心というものについて考えるようになってしまったそうです。大2病とかいうやつでしょうか。ところで『舞姫』って純文学なのでしょうか。何だかイメージが違います。
文学にかぶれてこの世界の階層制度に疑問を抱くにいたったパン屋と、どうでもいいから早くパンが食べたいワルター。根っからの革命主義のワルターですが、階級制度を下から崩したいという虐げられた者の卑屈な恨み言は言わないタイプです。ワルターの俺ルートな一匹っぷりは、かわいいですね。パンを手に入れたところで「どこか食べるのにいいところはないか」と聞かれたので、懐かしの湖に行くと、まだ故郷に帰っていなかったあいつがいました。
同僚二人に「誰? 知り合い?」と聞かれましたが、知り合いではなく友達だったので、「知り合いじゃない」と答えると、何を勘違いしたのか友達は「すっかりサムライ気取りかよ!」みたいな卑屈なことを言ってきました。そういうことじゃないのに…。しかし彼は屈辱と復讐の表情を浮かべて消えてしまいました。先日別れたときに、「この別れ方、次に会う時には魔物化とかして戦う時だろうな」とお約束な流れを想像していましたが、こんなところで、このような切ないすれ違いをするとは、無念です。だけどワルターは「そんなことよりパンだ!」というし、ヨナタンは「しまった…!!飲み物も買ってくるべきだった…!!」と何故かこんなことで痛恨の表情を浮かべているしで、僕は追いかける方法がありませんでした。
■同僚女性の漫画好きとヨナタンの童貞が同時発覚
カジュアリティーズの間に「本」、それも自由な内容の本というものが急速に広まり、同時に既存の階級制度に対する反抗心が共有されつつあることが分かりましたが、ラグジュアリーズ出身の同僚女性もまた、本を読んでいるということが判明しました。本といっても、彼女の場合は「漫画」です。それも、「ベルサイユのばら」に熱をあげているようなのです。あのクールな普段の姿からは想像も出来ないほど楽しそうに、物語の中の恋愛について話す同僚、かわいいです。でもベルサイユのばらこそ革命のお話ですよね。大丈夫なの!? 支配階層の若者が革命思想にとりつかれてこそ民衆蜂起は起こるものです、漫画ならよいというわけではない、同僚も実は危ないかもしれない! あと、この一連のお話の途中でヨナタンがほぼ確実に童貞であるらしいことが判明しました。これは必要な情報だったのでしょうか。
■故郷キチジョージが悪魔に襲撃される
会話のさなか、遠くに火の手があがったと思ったら、僕の故郷キチジョージでした。キチジョージへはそこに出現した悪魔退治のため先輩たちが遠征していて新米は城に残る規則だったのですが、僕の故郷の一大事にヨナタンが本気になってくれて、「規則!? 規則のために友人の故郷を助けるなというのですか!!」みたいなことを言ってくれて、嬉しいより「おいおい、こいつ保守派に見えてとんでもない危険思想を持ち出したぞ」と驚いてしまいました。ヨナタンが大切にしている現在の安寧は、規則が常にきちんと守られて維持されているものなのに、自分都合で何かがそれに優先すると考えてしまっては、安寧など崩れさってしまうものです。ヨナタンのような子こそ、身分違いのカジュアリティーズと恋に落ちた瞬間に革命主導者になります。でも、今は故郷が心配なのでヨナタンに便乗して遠征に参加させてもらいました。すると案の定というべきか、友達が悪魔になっていました。いつかこうなるとは思っていたけれど思っていたより早くて、顔も恐くて、初期よりもこの人のことが好きになっていたところだったのでつらかったです。心を取り戻したくて一生懸命話しかけても悪魔スカウトと勘違いされるし、とどめをさすなんて外道なこと出来ないので仲魔の外道にやってもらったらワルターに「みそこなった」みたいなこと言われるし、ヨナタンが僕をかばってくれるのも、なんだか聞いていてつらいし、悪魔にとりつかれた人間を助ける方法はないのでしょうか。
カジュアリティーズに本を与え、サバトを開催してラグジュアリーズに対する悪口を言わせている首謀者は、黒きサムライ、という存在であるということが分かり、このあたりのどこかでワルターとヨナタンと僕とが悪魔による性的な誘惑に「(ヨナタンの表現したところによると)メロメロになって」しまった屈辱感もあり、私は部屋で休むことにしました。すごく疲れていました。夢の中で、ヨナタンが「父と母が作った安寧を守るべき」と言ってきましたが、今日の私は、その父と母が殺されたことを聞いたばかりだったので、そういう話はしたくありませんでした。
両親と友人を失い、故郷は壊滅し、ナラクに潜るくらいしか、私に行くべき場所はなくなりました。この一連の原因をさぐれと修道院は言いますが、修道院には修道院の思惑があるらしく、巻き込まれて駒として利用されていることを意識するのも億劫なことです。修道院にいるギャビーという女が絶対に怪しいので、黒きサムライとやらが出現している間に修道院に彼女がいるのかどうかのアリバイを先にとってもらいたいです。
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モル元
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女性
自己紹介:
ゲーム大好きモル元です。
9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!
シャークアイ関連の雑談やコメントなど随時募集中。お気軽に話しかけてやって下さい。世の中にシャークアイの作品が増えるといいなと思って活動しています。
シャークアイ、かっこいいよね!
9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!
シャークアイ関連の雑談やコメントなど随時募集中。お気軽に話しかけてやって下さい。世の中にシャークアイの作品が増えるといいなと思って活動しています。
シャークアイ、かっこいいよね!
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