SJプレイ日記（16）ライトニング号の反乱 2013/10/22__10:51

〜あらすじ〜
ライトニング号を制圧したり、彼らジャック部隊独自の調査結果を流用してセクターの探索に励んだりしていたら、ライトニング号の残存勢力が反乱を起こした。人と人との争いに思い悩むゼレーニンは、かの天使・マンセマットに助力を求めた。

■探索の難問は打破。一方で、人間のあり方に壁が
壁といえばバーンと壁をぶち破って出現するセクターフォルナクスの懐かしのボスたちですが、一部、どうしても我々のデモニカでは悪魔をスキャン出来なくて通行不可能だった場所が、ジャック部隊から提供していただいた資材や技術によりスキャン可能となり、その結果、ハリコミをしていたのはあのアスラ様の「形なき悪魔たち」だと判明しました。その後、アスラ様もやはり「真の姿」として登場し、倒すことが出来ました。また、この地のボス・ティアマトも倒すことが出来ました。ティアマトは悪魔を産む母なる存在のひとつであり、その意味でウロボロスと並ぶ存在であったようです。見た目がユニークで美しかったです。母なる存在であるとかそういったことは、タキシードのゴア氏が折々に登場して解説して去って行くのですが、ゴアを野放しにしていることが気になって仕方ありません。わりとクルーたちは彼のことを「さすらうに任せる」といった感じです。

セクターは次の「グルース」へ進んだものの、探索のさなか、我々の統制に問題が生じます。というのは、あのジャック部隊の残存勢力がライアン君を中心に反乱を起こしたのでした。こうなると交渉の余地などなく、「それなりに（金儲けのための雇われという）目的がはっきりしていて、利害が対立しない限りは友好的な態度を取っていた」ジャック隊長よりも、残された血気盛んな連中のほうがずっとヤバイ、という認識がレッドスプライト号のクルーたちにおおむね共有されるようになりました。

皆さん誤解されているようですが、ジャック隊長、そんなに思慮のある人ではなかったです。あの人は、コントロールルームでバイツァダストさん２匹を連れて銃の乱射をしていました。

実情を知る機動班クルー唯野調査員としては、相対的に「ジャックはそれなりに判断力があった」との評価が高まることに疑問を感じますが、今はライアンがマジでヤバイことが一番の問題です。何しろこいつらはもう、悪魔を使役して人を傷つけることにしか興味がないのです。


■人を制圧する方法
さて、こうなったからには温情は要りません。早急にライアンを殺害に行くべきです。余計な血は流したくないですが、我々にとってのジャック部隊の存在価値は新セクターに進むためのエキゾチック物質を入手する一助になっただけで終わっているとも言えますし、反抗するのであれば容赦に足る人間性はあちらにはありません。そうそう…我々は最近、セクターでエキゾチック物質なるものを求めています。名前が何だかすごいのですが、これが脱出へ繋がるアイテムなのだそうです。唯野氏は調査員ですから、深くは考えず、エキゾチック物質をもつボス悪魔を狩ることだけを考えています。

ここで異論を唱えたのがゼレーニン。人と人が血で血を洗うような争いをすることに疑問を感じた彼女は、より上位の存在による規律に魅力を感じているようです。もともとそういうところはありましたが、ここに来て彼女の思想が明確になってきました。彼女は新セクター・グルースの内部にいるマンセマットに助言を請いたいと言い出しました。当然、ヒメネスが真っ向対立し、そんな意見は下らないと言います。これは、機動班としてはヒメネスに同意せざるを得ません。

一度温情をかけてダメだったものは切り捨てるべきです。現実ではなかなか出来ないことですが、ここシュバルツバースで生命がかかっているとなったら思い切るべきです。前線の機動班だからこそ、そこははっきりさせておきたいです。どうせ手を人の血で汚すのも我々ですからね。それにゼレーニンよ、人と人が対峙しているこの局面に、神にせよ悪魔にせよ、人外の手を介入させようとするのはどうかと思うのです。ここは私に選ばせてもらおう。と思いましたが、しかし


アーサー「唯野調査員はゼレーニンの護衛に当たって下さい」


……これだけ迫られて、私に選択の余地はなかったです。


今回のようにかなりきついことを言っても、ずっとスタンスが「ニュートラル」のままなのですが、主人公は生まれつきニュートラルなのでしょうか。ここまでは分岐なしにニュートラルなのかな？　何にせよ、アーサーの判断であれば従うほかないので、あのペ天使様のところまで、ゼレーニンを護衛していくことにしました。