SJプレイ日記（12）セクターフォルナクスでアリスと遊ぶ 2013/10/13__18:11

〜あらすじ〜
いくら味方でないにせよジャック部隊に一切の連絡を取らず脱出していいものだろか？　唯野隊員はそのような人道的な不安を感じていたが、この調査隊において唯野隊員が司令AIアーサーやクルー達から一目も二目も置かれているのは「文句を言わずよく働く」というその一点に起因するのであり、独自の意見とか主体性を評価されたことなど一度もない。今回も「お、おう…。しかしお前さんたちほんとに鬼畜だな…」と人間の冷たさに打ち震えながらヒーホー君を抱きしめて時空間移動に臨んだ。ちなみにジャックフロスト君はさすがに前線を退かざるを得なくなり、今いるヒーホーはフロストエース君である。火炎氷結反射が頼もしい。

そしてやはり、脱出出来なかった。まだまだ冒険は中盤だ。我々はまたも見知らぬセクターに不時着した。

■セクターフォルナクス、悪魔が真の姿でいられる場所
今回のセクターは今までのセクターとは異なり、人間世界を風刺するかのように模してはいません。そしてここフォルナクスには、今までのセクターで我々が倒してきたロゼッタ悪魔３体が「真の姿」で出現するのでした。牛神様とミトラスとオーカスです。たとえば「神に貶められてミトラスという姿になっていたが、ティアマト様の力で真の姿を表したぜ」と言って出て来る姿はミトラ神で、ミトラスのほうがなるほど、人間のセンスでは美でした。

従来ボスと言えば部屋にどーんと構えていたものであり、立ち向かう方も装備を整えたり・前線メンバーを吟味したり・全回復したりしてから決戦に臨んでいました。しかし今回の３悪魔は道ばたで壁をぶちやぶって登場します。なんかすごいな。この壁どういうつくりなのか。いずれにせよ、そういう不意打ちをするだけあって、あまり強くありません。

彼らは人間をかなり嫌っていて、負けると「神に貶められ、以前のセクターで貶められ、真の姿で戦ってなお貶められること」に対する屈辱と怨嗟を語ってきます。案外、悪魔が人間にかなり拘っています。唯野氏もそんな悪魔たちに対して「共存しよう」と言ってみたり「出て行け」と言ってみたり「悪魔なんか総じて滅べば良いのに」と言ってみたり、本心がどこにあるのかわかりません。その時々の目の前の悪魔の雰囲気で話をしているふしがあります。

■アリスちゃんと遊ぶ
アリスの霊魂みたいな存在がこれまた霊魂みたいなイナバノシロウサギを追いかけているところに遭遇しました。アリスちゃんは真４でも出てきて、なにかのアイドル的存在なのだろうなと思ってはいたのですが、今回は「おじさん、遊ぼう」と言ってくれるのでああーーーこれかーーーーと思いました。初めて唯野氏がおじさんでよかったと思いました。10代の少年ではこうはいかない。

おじさんはアリスのためにウサギ狩りを手伝いましたが、アリスちゃんはウサギを皮剝ぎの刑に処そうとしていたので慌てて止めました。最近、宇宙食みたいな人工食しか食べていないせいか、そういう生々しいおこないはおじさんちょっと…。しかし手出ししたことがアリスの逆鱗に触れ、アリスとの戦闘にもつれこみました。会話しようとしましたが、口もきいてくれません。アリスちゃんは割と攻撃力が高く、まれに「死んでくれる？」などと言いながら呪殺しにかかってくるので、呪殺耐性のない子はだいたいやられました。気付いたらまたラスタキャンディを使える子を捏ねて失ってしまっていたので大変苦労しました。学ばない。急造しようにも原材料にラスタキャンディを含むソースが手元にひとつもなく、この先の各種ボス戦が思いやられます。醤油がない！　悪魔料理人失格です。

最近の唯野氏は物理（剣）以外はあんまり役に立たなくてボス戦では悪魔を入れ替える人事業務を取り仕切っている以外はだいたいアイテムを投げている人になっています。リーダーが圧倒的に強くなければ格好がつかないので、せめてせっせとフォルマを拾って優秀なアイテムを保管し、いざという時に仲魔をあっと言わせたいです（宝玉輪の大盤振る舞いなど）。