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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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〜あらすじ〜
一度目の戦闘では適当に火だるまにしていたら何とかなったウロボロスだったが「私は何度でもよみがえるのです」と言ってフロアの外周に子たる悪魔たちを配置して自分は部屋のドアに鍵をかけてしまった。そこで子どもたちに会いにいったところこれがとんだ雑魚どもで、普段出現する雑魚モンスターのほうが強いレベルだった。そこで「ほっほっほ、ちょろい」と一掃し再びウロボロスのところに行ったら今度は散々にやられてしまった。初回は「人間ごときが分をわきまえず、あわれなものよ」という感じだったのに、彼女の子どもたちである悪魔を倒してしまったことで怒りを買ったのかもしれない。現実逃避でクリアしていないサブミッションでもやろうと思ったがいずれも明らかに現段階ではクリアできないものだったので、そこそこレベルを上げてから再度戦いを挑んだ。レベルが問題なのではなくやはりラスタキャンディのような補助魔法がメガテンにおいては重要なのである。長年「そういう『気のもの』は信頼しない、とにかく1度でも多く殴ることが肝要」という態度でRPGに臨んできたため、このことを何度発見しても、一度ぼこぼこにされるまではまた失念してしまう。




■イグドラシルの一件
ところで、以前イグドラシルと戦おうとしたら全く歯が立たなかったのに知らないうちに倒していたという一件がありましたが、あの謎が解けました。これは世界の謎に通じる私の秘めたる力とかそういったものでは全くなく、エリダヌスにいる悪魔が私を「過去の時点」に送ったのです。あの当時の私ではイグドラシルに太刀打ちできないけれど、今の私なら戦えます。つまり私のまれなる力ではなく時空間を操れる悪魔たちによる戦いに動員されただけでした。それでも「強い」と言って褒めてもらえました。

■ウロボロスを倒し、バニシング・ポイントを解放する
ウロボロスは「人間はほんとだめ」みたいなことをいっぱい言ってきましたが、何とか倒せました。エリダヌスの悪魔たちは、中には私を見て「人間がついにここまで来たか。来るべきときが来た」とか「我々はお前たちを待っていたのかもしれない」みたいなことを言ってくれるやつもいるのですが、ウロボロスはもう明らかに人間を侮蔑しています。「愚かなる人間共よ…」「星の意思もわきまえず…」といった感じです。ウロボロスを倒すとゴアが、母なるウロボロスを失ってどうすればいいのか分からなくなり、戸惑っています。ゴア隊長が一体どういう悪魔の何の力でこのようになっているのか分からないのに、クルーたちは「ゴア隊長…」「さよなら…隊長…」「ゴアは結局我々には一度も戦いを挑んで来なかった…ゴアの中の隊長がそうさせたのか」とかわけのわからない感慨に浸っています。それでいいの!? リビングデッドを回収してすみやかに謎を解明し荼毘に付すべきでは!? だいたいゴア隊長がタキシード姿のリビングデッドになったのって前のセクターでアスラに集まってきていた形なきアレの力だったような気がするけどそのままでいいの? せめて試しに例のMK治療器くらい使ってみようよ! これだから非文系は!!

しかし理化学系と体育会系の集合体であるところの我々シュバルツバース調査隊の全クルーは唯野隊員の目覚ましい活躍により今ここにバニシング・ポイントの常態化を実現し、いざ地球に帰還せんと気持ちを高ぶらせるのでした。アーサーの話によればバニシング・ポイントとはシュバルツバースが地上に侵出している入口であり、我々はその流れを利用して地上に戻ろうという計画なのだそうでした。そういうシステムだったのか、今知りました。

■盛り上がる鬼畜クルーたち
とにかく地上に戻れるということで、最近は脱出脱出と言わなくなっていたヒメネスも久しぶりにヒャッホー脱出だぜ!みたいになっています。

バガブーは…?

地上にバガブーを連れて行くの? もちろん地上の一部にもシュバルツバースの拡大とともに悪魔が出現しているということだけれど、デモニカなしでは悪魔を召喚できない我々が政府に貸与されているだけのデモニカを没収されたらどうするの? だいたい、そういう心配を前に自分でしていて、安易に脱出出来ればいいというものでもないと迷いを感じていたのはヒメネス自身だったはずなのに。しかしヒメネスはバガブーの名前ひとつ言いません。ヒメネス、どうしちゃったのでしょう。

クルーたちも「我々が地上に脱出すると同時に地球の本部がシュバルツバースを破壊するから早く帰ろーぜ!」と平気で言っています。ちょっと待って、ジャック部隊はーーーー!? いくら相手が地球本部の情報を何らかの形で傍受しているからと言って、通告ひとつなしにこの地を去っていいのでしょうか!? だいたい、地球本部にジャック部隊の話、しましたっけ!? それにいまだに見つかっていないギガンティック号のことをガン無視で脱出脱出言っているのも怖いです。生き残りがいるかもしれないのに! 

地球本部は状況によっては人類を救うために我々を誉れある犠牲とし、我々の脱出を待たずに攻撃してくるかもしれません。地上全体と我々調査隊をはかりにかければ地上全体をとるのは当然の判断です。誰も言わないけれど、シュバルツバースを消滅させた後でその知識や悪魔召喚の能力または経験を持つ元調査隊員は政府にとっては問題のある存在になるかもしれない、というのもやはり懸念されることです。つまり本部にとっては我々を消したい理由は当然あるわけで、クルーたちが脱出を急ぐ気持ちは分かります。でも、それでもなお、今のクルーたちはおかしい。ギガンティック号はともかく、ライトニング号と、そしてゴア隊長だった例のあれは何とかしないとここを去れないはずなのに。

あまりについていけなくて、「シュバルツバースの謎が残っていることについて、お前、どう思う?」と聞かれたけれど、「とにかく破壊できれば謎とかはもういいよ」とうつろな気分で答えてしまいました。

■しかし脱出に失敗
まあ脱出出来るなんて少しも思っていませんでしたが、やはり脱出出来ませんでした。脱出しようとしていた船にどこからか攻撃が入り、マンセマットかな!?と期待しましたが、目の前に現れたのはあの3人の謎の生命体。ソファに優雅に座っている彼らです。こやつらも人間様に対して「人間なんて我々から見たらヒト猿」と悪口の言い放題です。悪魔の中には猿の神様だっているのに…。

今回はこの3人に会ったのは唯野隊員だけではなくて、全クルーでした。彼らは、破滅を引き連れて来る偽物の魂とでもよろしくやりたまえ、みたいなことを言っていました。アーサーのことですね。人間の科学が人間の滅亡をもたらすこととAIについての皮肉だと思います。アーサーもいつどんな侵入を受けるか分からない信頼しきれない存在ではありますが、今のところ、どんな状況になってもわが艦の司令はアーサー以外ないのがつらいところ。我々はここシュバルツバースで、人間より悪魔のほうが信頼に足ると本気で思ってしまったり、人間の心をもたないAIに不安を訴え指示を仰いだりしてしまうのです。


それにしても全クルーが3人の姿を見たということで、またも唯野氏のまれなる力は否定されてしまいました。もはや主人公補正が「よく働く」以外なくなってきています。なお、3人が我々に見せた映像とアーサーの分析によると、地球本部による核兵器を用いたシュバルツバース破壊計画は失敗に終わったとのことでした。
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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