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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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セクターデルファイナスへ。




■飽くなき排泄。ゴミの山みたいなセクターへ
カリーナでロゼッタを得て移動した先は、ゴミの山みたいなセクター「デルファイナス」。これまで

戦場
歓楽街
ショッピングモール

と、どのセクターも人間世界を風刺というより嫌味な感じで模してきたわけですが、今度こそ、実に感じが悪いです。反省すると思ったか? こっちはご機嫌次第の悪魔と地道に悪魔会話をこなし続け、煽り耐性ならもうばっちりだから平気だよ!! しかし、見た目はともかくこのデルファイナスで、人々の様子がおかしくなっていったのでした。

■苛立ちと敵意のデルファイナス奇症
というのも何だかセクターに実地調査に入ったクルーたちがやたらイライラしています。ゴミ山みたいな、癒しのない空間だからイライラしているのかと思ったら、どうも違う。イライラしている人と「仲間の様子がおかしい」と言っている人とで、その場の気分や感情ではなく、もはや精神のレベルで違いがあります。どうも様子がおかしいな、とクルーたちが警戒する中、ついにクルー同士で戦いまで勃発しました。この現象、我々の科学では原因を解明出来るものではなく、どうやらシュバルツバースに特有の悪魔にまつわる何かが関わっていると見られ、「デルファイナス奇症」と名付けられることになりました。主人公やゼレーニンは無事でしたが、われらがヒメネスさえ発症し、たんに悪魔の誘惑に勾引されたのとは違う精神的な異常をきたしています。

この異常についての話をアーサーに持ち込んでいるところをゼレーニンに「ねえ…心当たりがない?」みたいに言われ、「ああそうな、ヒメネスもおかしかったよな」って言う気持ちで「うん」と言ったら「そうよね! 私の勘違いじゃないわよね! で、それはどこのセクター?」みたいな質問をされて動揺しました。せ、セクター!?

しかし、セクターといえば、確かに様子がおかしくなっているクルーがいた場所がありました。えーっと、そうそう、セクター・ボーティーズです。「ぼ…ボーティーズやな!」とおそるおそる言ってみると、ゼレーニンは我が意を得たりといったご様子でした。そうです、ボーティーズにはミトラス宮殿があり、その宮殿内では人体実験が行われていたのでした。あれが怪しい。悪魔みたいになってしまったクルーさえいた。我々は、以前より充実したアンロック機能を有するデモニカを武器に、再びボーティーズのミトラス宮殿を捜索することになりました。

その後、デルファイナスとボーティーズは交易をしていたらしいこと、ミトラスとデルファイナスは人間実験についてもやりとりがあったと判明しました。ボーティーズでどうにもよく分からないが人間から抽出したのか何なのか「狂気の石」を入手し(ここで、またマンセマットと遭遇しました)、これを材料に「罹患者に向けてぶっぱなすとクルーが正気に戻るマシン」の開発に成功しました。どうしてこういうものが開発出来るのか? 機動班以外のうちのクルーが、優秀すぎます。マンセマットはほうき星がどうとか言って去って行ったような気がします。違ったかな? 鉄のほうき星がどうのこうの… それ、我々の艦隊のひとつかもしれない。

■ヒメネスを正気に戻したが、バガブーは…?
このMK型治療器をヒメネスに向けてぶっぱなし、ヒメネスを正気に戻しましたが、ついでにバガブーにもぶちあたった気がします。だ、大丈夫かな!? デルファイナス奇症の原因は、一種の悪魔(ただし、いわゆる自我をもち独立した悪魔の形状はしていない)らしく、バガブーに治療波があたってしまったとしたら、バガブーはただの悪魔ではなく実験室で出来たらしいはぐれ悪魔なのに、今後一体どういう影響を及ぼすのか気がかりです。が、ヒメネスは別に気にしていませんでした。ヒメネスは開口一番バガブーに「オマエが守ってくれていたのか」などとお礼を言っていて、ゼレーニンに「お礼を言う先が違うわよ」とたしなめられていました。

■形を持たない、悪魔なるもの
さて、奇病の原因は、人間の精神に悪魔なるものが巣食うことによって起こっているらしく、この「悪魔」は繭のようなものを作りロゼッタと似た波動を示しています。彼らとは交戦は出来ますが、治療波はあくまで人間の精神に直接影響を及ぼして病気を治すものであって、この「悪魔なるもの」に向けてぶっぱなしても何の効果もありません。戦いは戦いとして、いつも通り戦闘するしかなく、ゼレーニンは悪魔召喚プログラムを持て余しながら「治療波は彼らには効かない…。でも、これは…使いたくない…。」と葛藤しきりです。この「悪魔」の言によると、「人間は美しくない」。それを「美しく変える」ための行為が、人間の精神への寄生であり、人間を暴力的・好戦的に変じること。人から見れば「まるで悪魔のように」することだということでしょうか。本能のままに争い合う姿こそが美だということでしょうか。

ところで我らの艦内にはこうやってメンタルをどうこうするための装置があらかじめ準備されていたからこそ早急に治療方法が確立されうまく治療が出来たとか何とか、クルーたちはこの事実を前に「一体、地球本部は何を考え、どのような事態を想定していたのか」と疑念を抱くようになります。

■ゴア隊長の亡霊
医療室から「大切な保管物が紛失した!」と連絡が入ったので「待てよ、保管物ってゴア隊長の遺体じゃん!」と思いながら駆け付けたら、本当にゴア隊長の遺体が消えていました。危ない話すぎる!! このゴア隊長の遺体を捜索していて、デルファイナス内部でゴア隊長に遭遇しました。あるいは「ゴア隊長だったもの」。彼は、デモニカではなくなぜかタキシードを着込んでいます。何によって操られているのか、生き返ったのか、リビングデッドなのか。

彼の言うことには、人間世界は見苦しく朽ち果て、もう救いようなく醜悪であるとかなんとか、そのことをこれまでのセクターで思い知っただろうとかなんとか……残念だけどセクターのデザインは人間の目には文化祭の出し物みたいです!! 悪魔に当てこすりを言われてもどうということもない!

何にしても、人間であるゴア隊長を冒涜する何者かが存在するなら、私は人間としてそいつを倒すまでです。

ところで、ボーティーズはつるつる床(乗っかると連れて行かれてしまう床)があって楽しいです。つるつる床大好き。パズルゲーム「キャサリン」では何度もこれで命を失ったけど。
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

シャークアイ関連の雑談やコメントなど随時募集中。お気軽に話しかけてやって下さい。世の中にシャークアイの作品が増えるといいなと思って活動しています。

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