ドラゴンクエスト7の小説ブログです。
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ひとつのエンドを迎えました。
でもコレジャナイ…と思い、セーブは分けてあります。
でもコレジャナイ…と思い、セーブは分けてあります。
■爆炎の新宿
爆煙ではなく爆炎だった気がしてきました。
新宿に到着すると、ここでのアキラの立場が分かります。アキラは新宿でゴミ拾いをしながら、新宿御苑の繭に姉の墓参りにかよっているようなのです。力なき者との嘲笑を受けながら、お墓参りと、子分たちの生活のため、未来の覇権を夢見て廃品回収やごみ拾いをするアキラ……何だかSFC時代のRPG鳥瞰図画面が目に浮かぶ、ノスタルジックなお話です。
かつて銀座をメインとする各都市で、屑鉄拾いと柄の悪い集金活動に身を落とし、ついにエセセレブの地位を手に入れた私としては、アキラの気持ちは分かります。目的のために卑屈にならずに頑張るのって大変なことだけど、アキラにはみじめさに負けないで欲しいですね。さて、新宿のボスである悪魔を討伐に行きます。ハンター商会で聞いた噂通りインドの神様でした。あれ? ケンジは? と思いましたが、ケンジはまだ先。今回は新宿を強奪することが目的です。
■アキラの夢見た東京
私たちの尽力により新宿を手に入れたアキラ。といっても、アキラは何もしていません。「先生やっちゃってくださいよ」って感じです。誰が先生か、お前、タヤマの舎弟と態度が一緒だぞ! しかしワルターはすっかりアキラと仲良しみたいになっていて「早く霞ヶ関のやつらに朗報を伝えてやれよ〜!」とか言ってます。新宿のボスに何の恨みがあったわけもないというのに、なぜかアキラの肩を持つ。これは自己愛の一種でしょうね。ワルターは自分と同じタイプで自分より弱い、でも一生懸命なアキラのことが可愛いのでしょう。
新宿にはさっそくアキラの子分たちが来て、そこで生活を始めます。家畜人間は「家畜人間の数が足りているから、偶数の日だけ餌になればよくなったの」と言っていましたので、アキラは力は弱いながら、弱い者を守るというセンスがあり、自由な風土でありつつも皆が苦しまないような善政を敷くタイプみたいです。
一方のワルターは、アキラが「自分はルールがもともと苦手だから、誰もが自由で楽しく暮らせる街にしたかった」と言ったのに対して反発し、「それって、強いやつも弱いやつも、平等にってことか? それって本当に平等なのかあ?」と突っかかります。自分は強い(と信じている)ワルターは、個人の強さだけを頼み、そして強さこそ正義という考えを「シンプルで分かりやすいから」という理由で今なお信奉しているのです。そのシンプルで分かりやすいルールに複雑・悪質な合従連衡の戦術を持ち込まれたら勝てないのに…。ワルターは「幽遊白書の魔界」に行き、トーナメントに参加するのが一番いいと思います。確かあれも何年ごとに再戦みたいなルールが前提だった気がしますのでそういうルールさえ守れればそれでよいと思います。常に寝首をかかれる状態はちょっと…。誰がボスかすら分からないし、民の生活など、あってないようなものです。その日暮らしで、文化がないです。
ところで、アキラは言いました。「イントルーダーが来ることは分かっていた、白い連中の予言を聞いたからだ」と。「白い連中」というごく標準的な表現に安心したのもつかの間、ワルターが「ホワイトメンってやつか…」と言い直しました。美声で囁かれても困ります。いまだにホワイトメンに慣れません。
ともあれ、「イントルーダーはリモコンを求めてやって来るだろう」というのが、例の蒼白なる亡者の群れの予言だったそうで、「イントルーダーは自分の世界に帰ってしまい、そうすれば自分のような弱い者はすぐに他のやつに殺されてしまうだろう」とアキラは覚悟しているようです。なかなか健気です。アキラは「東京王になる!」と息巻いていても、近い未来の破滅を理解しているのです。それでもなお東京王になりたいのは、自分が一瞬でも支配した東京で、かくあるべしという理想の生活をわずかでも実現することにより、人々によき可能性を示したいのでしょう。
アキラは、帰りたいかここに残りたいかを聞いてきました。
帰りたい!!!
もうホームシックです!!!
私はミカド湖から城下町を眺めたり、復興したキチジョージの田園風景が見たい。
帰ろう。
そのためにはリモコンを、それを保持するケンジから奪わなければならないし、そのケンジは市ヶ谷駐屯地にいるのです。あっ、なるほどね〜。それで我々はケンジを狙っていたわけですね。やっと分かった!
爆煙ではなく爆炎だった気がしてきました。
新宿に到着すると、ここでのアキラの立場が分かります。アキラは新宿でゴミ拾いをしながら、新宿御苑の繭に姉の墓参りにかよっているようなのです。力なき者との嘲笑を受けながら、お墓参りと、子分たちの生活のため、未来の覇権を夢見て廃品回収やごみ拾いをするアキラ……何だかSFC時代のRPG鳥瞰図画面が目に浮かぶ、ノスタルジックなお話です。
かつて銀座をメインとする各都市で、屑鉄拾いと柄の悪い集金活動に身を落とし、ついにエセセレブの地位を手に入れた私としては、アキラの気持ちは分かります。目的のために卑屈にならずに頑張るのって大変なことだけど、アキラにはみじめさに負けないで欲しいですね。さて、新宿のボスである悪魔を討伐に行きます。ハンター商会で聞いた噂通りインドの神様でした。あれ? ケンジは? と思いましたが、ケンジはまだ先。今回は新宿を強奪することが目的です。
■アキラの夢見た東京
私たちの尽力により新宿を手に入れたアキラ。といっても、アキラは何もしていません。「先生やっちゃってくださいよ」って感じです。誰が先生か、お前、タヤマの舎弟と態度が一緒だぞ! しかしワルターはすっかりアキラと仲良しみたいになっていて「早く霞ヶ関のやつらに朗報を伝えてやれよ〜!」とか言ってます。新宿のボスに何の恨みがあったわけもないというのに、なぜかアキラの肩を持つ。これは自己愛の一種でしょうね。ワルターは自分と同じタイプで自分より弱い、でも一生懸命なアキラのことが可愛いのでしょう。
新宿にはさっそくアキラの子分たちが来て、そこで生活を始めます。家畜人間は「家畜人間の数が足りているから、偶数の日だけ餌になればよくなったの」と言っていましたので、アキラは力は弱いながら、弱い者を守るというセンスがあり、自由な風土でありつつも皆が苦しまないような善政を敷くタイプみたいです。
一方のワルターは、アキラが「自分はルールがもともと苦手だから、誰もが自由で楽しく暮らせる街にしたかった」と言ったのに対して反発し、「それって、強いやつも弱いやつも、平等にってことか? それって本当に平等なのかあ?」と突っかかります。自分は強い(と信じている)ワルターは、個人の強さだけを頼み、そして強さこそ正義という考えを「シンプルで分かりやすいから」という理由で今なお信奉しているのです。そのシンプルで分かりやすいルールに複雑・悪質な合従連衡の戦術を持ち込まれたら勝てないのに…。ワルターは「幽遊白書の魔界」に行き、トーナメントに参加するのが一番いいと思います。確かあれも何年ごとに再戦みたいなルールが前提だった気がしますのでそういうルールさえ守れればそれでよいと思います。常に寝首をかかれる状態はちょっと…。誰がボスかすら分からないし、民の生活など、あってないようなものです。その日暮らしで、文化がないです。
ところで、アキラは言いました。「イントルーダーが来ることは分かっていた、白い連中の予言を聞いたからだ」と。「白い連中」というごく標準的な表現に安心したのもつかの間、ワルターが「ホワイトメンってやつか…」と言い直しました。美声で囁かれても困ります。いまだにホワイトメンに慣れません。
ともあれ、「イントルーダーはリモコンを求めてやって来るだろう」というのが、例の蒼白なる亡者の群れの予言だったそうで、「イントルーダーは自分の世界に帰ってしまい、そうすれば自分のような弱い者はすぐに他のやつに殺されてしまうだろう」とアキラは覚悟しているようです。なかなか健気です。アキラは「東京王になる!」と息巻いていても、近い未来の破滅を理解しているのです。それでもなお東京王になりたいのは、自分が一瞬でも支配した東京で、かくあるべしという理想の生活をわずかでも実現することにより、人々によき可能性を示したいのでしょう。
アキラは、帰りたいかここに残りたいかを聞いてきました。
帰りたい!!!
もうホームシックです!!!
私はミカド湖から城下町を眺めたり、復興したキチジョージの田園風景が見たい。
帰ろう。
そのためにはリモコンを、それを保持するケンジから奪わなければならないし、そのケンジは市ヶ谷駐屯地にいるのです。あっ、なるほどね〜。それで我々はケンジを狙っていたわけですね。やっと分かった!
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モル元
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自己紹介:
ゲーム大好きモル元です。
9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!
シャークアイ関連の雑談やコメントなど随時募集中。お気軽に話しかけてやって下さい。世の中にシャークアイの作品が増えるといいなと思って活動しています。
シャークアイ、かっこいいよね!
9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!
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