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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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あらすじ
一度はヨナタンと別れ、ワルターとともに往くことを選んだフリンだったが、再び3人パーティとなり、友人同士の会話を聞くことができて幸いである。これでイザボーもいてくれれば、いつも通りの4人でいられるのだが…。







■爆心地・池袋の悪魔
「池袋の悪魔がトウモロコシを隠し持っているからそれを入手して欲しい」と、砂漠東京の人から依頼を受けました。悪魔を退治してトウモロコシを手に入れたのはよいのですが、他の悪魔が出てきて、悪魔の苦悩を切々と語りました。

悪魔はもともと豊穣の女神であり、本当は人々にトウモロコシを分け与えたかった。しかし、神は人々を滅ぼすことを命じたので、女神は葛藤に苦しみ、こうして退治してくれる人間、トウモロコシを自分から奪ってくれる人間を待っていたのだ。

悪魔はそう告げて去って行きました。

どうも、こちらの世界の悪魔は人とともにいられないこと、神の意志に従うことに苦しんでいるようです。何だか辛気くさい… 調子に乗り放題の自由な悪魔が恋しくなりました。同時に、「人との共存を望む本質的には神たる悪魔」というビジョンの都合のよすぎることに「もしかしてこれは一種のユートピアの妄想でも見ている最中かもしれない、目覚めたらタヤマのあの東京にいるのかもしれない」とも思いました。この世界、状況は最悪ですが、悪魔はまさに我々の理想とする考え方をしているのです。


■シェルターに暮らす人の話
フリンの容姿は、キヨハルがかつて同行していた人間に似ているとか…その人はもう死んだそうですが…。そしてキヨハルは「デモニカ=悪魔召喚プログラム」はネット上に公開されていたフリーソフトだと言いました。そんなものがなぜガントレットとなって我々の世界に残っていたのかは分かりません。なお、キヨハルは今でこそちょっと危ない雰囲気の人ですが、かつて四大天使に声をかけられたこともあるほどの人物だとか聞きました。


■プルートを倒しに、プルート城に侵入
プルートのいるプルート城です。このネーミングについて、友人に「ホワイトメン」と「プルート城」というのは、うまく説明は出来ないがあんまりじゃないかと、ご参考までに私の装備は

剣 鬼丸国綱
銃 黄金銃
弾 緊縛弾
兜 ブラックガンナー
鎧 大名具足・金徳
脚絆 武士具足・黄昏
ピアス 光のSOUL

というラインナップであるのだが、にもかかわらず目的地が「プルート城」なのだよ! と、訴えてみました。考察の結果、ホワイトメンに関しては「メン・イン・ブラック」とか、「ブラックメン」とか、そういうもののパロディかもしれないとの説をいただきました。なるほど秘密を知るものを監視し時に排除するブラックメンに対して、世界の秘密を考えさせようとするホワイトメン。…絶対違う。

また、友人の感覚だと、プルート城は別によいのでは?という感じらしいのですが、確かに、ものの流れでショックを受けた部分もあるかもしれません。それにこちらの世界はどうも横文字の名前がついているような感じです。密売所も「ウェポンショップ」みたいな名前がついていたと思います。我々の貨幣「マッカ」がここでも通用することに調子に乗って色々と稼いだ結果、装備も

剣 シャルウル
銃 スカーライフル
弾 プロメテウス弾

となり、防具については今もちょっと空気の読めないキンッキラを着てはいますが、この世界らしくなってきたと思います。ちなみに銃は去り際に記念品として購入しました。

この砂漠には「人間でも悪魔でもない(ということが、対象を仲魔にスカウトしたり、ちょっとした資金提供をお願いしようとしたときの反応で分かる)存在」がいます。例の節足動物に似た、これはメカのようです。冥王プルートとはこのメカたちのボスであり、遭遇すると、およそ我々にこのようなことを、カタコトの機械音声で告げてきます。

お前たちは、選ばれなかった人間たち、穢れた人間たちである。
お前たちは、神によって駆逐されるべき存在である。
お前たちは、神に逆らうべきではない。神の意図を考えよ。

ワルターが「考えろってさ、どう思う?」って言ってきました。考えるくらいはしたほうがいいのかな? ということです。しかし我々は選民たるミカド国の民であってケガレビトではないので、このプルートの言うことは我々を対象にしていません。それに、こういう説明不足のやつの言うことを真面目にとると、勝手に難しく解釈してその結果騙されたり、思い詰めて苦しんだりするだけです。「考える価値などない」と言ったらワルターは笑って「そうだよな、神の意思なんざ知るか」と言っていました。いつものワルターですね。実生活がかかっていないだけ、威勢がいいです。それにしても、神の意志を伝えるにはあまりにもカタコトです。どうせプログラムするならもっと神秘的で説明力のある存在にすべきでした。

破壊活動に勤しんでいると、プルートは次のような音声を発します。

修復セヨ… 修復セヨ…

攻撃者に対して修復せよとは考えが甘い。もちろん誰も耳を貸しません。ヨナタンにいたっては「僕らは機械には疎いのでねッ!」と堂々と絶叫していました。そうです、ミカド国の出身者はこういうメカは、本当によく分かりません。

プルートを倒すと、ワルターが「心なしか空気がよくなった」と言い、ヨナタンが「気の早い男だな」とそれを笑っていました。和やかなものです。そういえば、プルートの発する毒が、砂漠東京の空気汚染の原因なのでした。だから討伐の依頼があり、それを引き受けたのでした。ようやく納得がいきました。着いたばかりの頃は右も左もわからなくて、そういう話をきちんと聞いていませんでした。


■アキラ建国
新宿シェルターに戻り、アキラから報酬の「ヤマトのリモコン」を受け取りました。アキラはこれが「魔界の扉を開くスイッチ」であると知っていました。ヨナタンは「そこまでご存知で、いいのですか」などと言いながら平気な顔でいるのですが、いいのでしょうか。このスイッチ、ワルターは許してもヨナタンは許さないものと思っていたのですが…。これ、本当にヨナタン本人でしょうか? いいのか? 悪魔だぞ? このリモコン、東京に悪魔がい〜っぱいだぞ? 


ヨナタンがどう思っているのかは分かりませんが、アキラは、東京に悪魔が溢れてもいいと言いました。市ヶ谷から流入する悪魔を使役して、東京を復興させたいと言うのです。悪魔は人間の欲望の化身であるらしいからこそそうしたい、なぜなら復興には欲望の力が必要だろうというのです。彼はこの東京を再建したい、そして復興のあかつきには新しい名前をつけたいと言いました。その際には我々メシアをリスペクトして「東のミカド国」と名付けたいと言いました。あの「仮面の男たち」がアキラによって「マスクメン」呼ばわりされる未来が見えました。

このアイデアを聞いたヨナタンは、素晴らしいですねといった風な顔で言いました。



するとあなたは東のミカド国の初代国王アキラということに…、…え?



…やめてそういうの!!
混乱するから!!!!
私の知っている建国神話と違うから!!!


ケガレビトの里たる東京と、我々の生まれたミカド国とは、時間の流れが違い……。
そして我々ミカド国は「神の意思」によって1500年前に選別された人間が、白い繭なる方舟に乗せられ、作られたものだったはずです。もっとも、オベリスクに刻まれた建国神話にはそのようなことは書いてありませんでした。

そして今、アキラは「25年前に下された、人間を殲滅せんとする神の意志に逆らい、これから人と悪魔の共存によって東のミカド国を建国する」と言うのです。

なるほどわかりません。



とりあえず帰ろうと思います。市ヶ谷に存在した結界がプルートの消滅と同時に消失しているらしいので、そこから「向こう側」に帰れる可能性が高いです。完全に同一の世界という保証はないですが…。それにしても、最近ゴテゴテしたボスばかりだから、戦いそびれたマンセマットと再会したいです。普通は悪魔と戦うのにあの時は戦わなかったということもあり、また、あの濃すぎる雰囲気やキモスタイリッシュな容姿がじわじわと後から思い出されます。マンセマットと戦いたい、出来れば悪魔合体などもさせていただきたいです。
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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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