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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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第三章完!




あらすじ

天斗様の住む地下に潜る傍ら、久しぶりに佐竹さんに会いに行きたくなった。


* * *


佐竹健三さんは深川町に根城を持つやくざやさんです。初めて佐竹さんに会ったのは、深川町の銭湯でした。銭湯の入口に佐竹さんのところの若い衆が張っていて、話しかけたら「佐竹さん風呂入ってるよ」「佐竹さんに会って行けよ」とやたらせっつくのでした。別に風呂から上がるのを待っていてもよかったのですが、あまりせっつかれるので承太郎は銭湯の中に入ったのでした。服は脱いでいましたが帽子はかぶったままでした。

思えば、やたらに男に妙な眼で見られるこのゲームで、佐竹さんだけでした。「人が気持ちよく風呂に入ってるときに男の裸なんか見たくない。スモークサーモン持ってこい」と言ってくれたのは。

と書いていて違ったかもしれないと思いました。あれ? 「人が気持ちよく風呂に入っているときに男の写真なんか見たくない」と言われたのだったかな? そっちだったような気がします。たしか弾についての調査をしていて、弾の写真を見てもらったら言われたのでした。あと「帽子くらい脱げよ」って言われたような気がするのですがこれも気のせいだったような、やっぱり言われたような。とにかくモル元は佐竹さんが好きです。そんな自覚はなかったのですが、ゲームを貸してくれた友人が「モル元さん、佐竹さんのこと好きですよね」と言ってきたのでハッとなってそれ以来意識しているようです。とにかく佐竹さんはライドウ(17)に変なモーションかけてこないし、好きです。非実在青少年として安心の大人です。一緒に銭湯に入るのは規制のカテゴリーではないですよね、たぶん。

そんなわけで佐竹さんに会いにもう一度深川町に遊びに行ったら、佐竹さんはまたお風呂に入っていました。シズカちゃんみたいにお風呂好きな佐竹さん。佐竹さんは別件依頼をくれました。ありがとう、佐竹さん! スモークサーモン、おいしかったですか? 佐竹さんかっこいいし、もう連れて歩きたいくらいです。佐竹さんっ、俺の管に入ってくれ!! 

深川町に出入りする若造として佐竹さんの背中の一つも流して差し上げるべきだと思うのですが、かえってまわりの佐竹さんつきの連中が「このこわっぱが、佐竹さんはお前みてえなガキに背中を許したりしねえんだよ」と圧力をかけてきているような気がしたので、少しお話をして早々に出てきました。山陰の湯治場はさびれていて承太郎が全裸に

E:学帽 
E:腰手拭 

で走り回れるくらいなのですが、深川町は佐竹さんの派閥の皆さんがしきっているので、外部の若造はちょっと肩身が狭く、この銭湯でも身体を洗う席がありません。



リフレッシュしたところで、天斗様の洞窟へ。
天斗様というのはツキガタ村の神様とされていますが、実は地下に暮らす一族です。もともとは、ツキガタとともに地上で暮らしていたそうですが、見た目も気持ち悪いので地下にもぐって暮らしているそうです。が、暗殺一族にして巫蟲師のツキガタ家に、暗殺に使う「蟲」を与えているのが天斗の一族で、その見返りとしてツキガタは一族の娘を彼らの嫁として与えているという話。

運食い虫もそういう虫の一種みたいです。初めて運食い虫を見た時、「シーマンとカオナシを足して虫にしたみたいだ」と思ったのですが、天斗様たちも彼らの使う虫も皆この顔をしているため、だんだん見慣れてきました。弾が「ライドウに見せたいものが三つある」と結構かわいいことを言うので彼のアトラクションに付き合ってやるつもりで天斗様の巣を歩き回っていたのですが、その地下道が意外に長く、途中で画面が鳥瞰図になったりするうちに、おもに見ている側だった友人がじわじわと興味を持ち始めました。

おそらくこの「ダンジョンっぽさ」が、ウィザードリィプレイヤーの友人の魂を揺さぶったのでしょう。「やらせてー」と言ってコントローラーを握り、目指すは(1)ここの洞窟内にいる悪魔を全部勧誘すること(2)そのためにレベルをあげること(3)武器を強化すること。「ライドウ」はもともと「ちょっと遊ぶため」に始めたというのに、こうなると止まらないコンプリート欲のままに延々洞窟内を彷徨い続けることになります。

婚礼三日前だというのに完全に目的を忘れ、マッドデビルサマナーと化していたところ、悪魔合体してくれるマッドサイエンティストに「お前の合体欲は恐ろしい」と言われました。悪魔にも「どうせ合体目的で仲魔を探しているんだろう?」と見透かされたりもしました。違う!って言ったけど、ほんとは君たちを混ぜてみたくてしょうがないんだ…。最初は「タム・リンを失うことなんてできない!!」って本気で泣いていたのに、今では新しい仲魔が出来るととりあえずどんな錬成が可能なのか確認して「よし、忠誠度が上がったら次はこれだな」とか値踏みするようになってしまった。でもマッドサイエンティストさんはそんなライドウの欲望に自らの欲望を刺激されたらしく、特別に、スペシャルな能力をもった仲魔を錬成してくれました。「ガーネットがあればできるぞ!」と最初言っていたくせに錬成の途中で色々と追徴されたことが、ちょっと悪徳商法っぽくて気になったけど…。


タム・リンがすごく好きだったのに、別れて以来似たような子がなかなか出てきません。貸してくれた友人によると「タム・リンの強い版」がいるはずで、あるいはヨシツネという子がそれらしいのではないかと思って期待して錬成してみたのですが、性格が意外にもチンピラでした。この子は「昨日錬成して今日合体に使用する」という、最近のプレイスタイルはアルメセラ年代記並の出会いと別れです。初期からずっといる仲間はもうイヌガミ様くらいのものです。


そんなこんなで洞窟を抜けて弾が見せたかったもの3つをまとめると以下のようになっているはずです。

(1)天斗様と呼ばれるものの実態
ほんとうは地下に暮らす異形の存在でした。

(2)天斗様に嫁いだ女の姿
もとはツキガタの普通の女性だったはずなのに、天斗様の種族維持のために嫁いでしまった女は何だか恐ろしい姿になって死ぬまで地下にいることになる。茜の将来の姿だと思うと、弾はやりきれないのである。アバドン王になって何とかしたいのだ!

(3)運食い虫が帝都で集めてきた「運蜜」みたいなもの
蜂が蜂蜜を集めるみたいに運を集めるのです。その青白い塊が完成するとき、すなわち「その日」、恐るべき何かが空から襲ってくるのですって。弾の手の者は弾のことを崇拝していて「痺れるし憧れる」と言っていたので、たぶん「その日」には「あぶなーい! 恐るべき何かが上から襲ってくる!!」って言いたいのだと思います。この説明を聞く前に「天斗丸」という大きな虫と戦ったのですが、天斗丸は天斗様を次々召喚するのでライドウはマレビトである天斗様をすごい数倒してしまった。何となく後ろめたいです。

弾ともう一度闘うのかなと思っていたけれど、今回はおしゃべりばっかりして戦闘はなしでした。戦いたかったのに、残念です。どうせまた勝てるから、倒して、負けた弾に向かって「良いザマだな? だが見逃してやるぜ…」とか言いたかったです。弾とは相いれないところもあるとは思うのですが、話してみると妹思いのいいやつだし、ちょっと頭は悪いけれど憎めないキャラクターです。サマナーとしてのレベルが上がって持てる管の本数も増えてきたのでだいたい2本くらい常に余っているし、弾も管に入れて持ち歩きたいです。



ここまでで、第三章おしまいです。一章がクリアできたらそれでいいやと思っていたのに、我ながらよく三章クリアに至ったものです。迷子癖に加えてうっかり「ダンジョンハマり」したせいで、結構レベルは高いほうだと思います。今30くらいです。モル元の腕でボス戦をそれなりに楽にクリアしてきているので、高めクリアなのではないかと思います。スキルポイントは「魔」重視で「魔」を20まで上げ、次は「耐」を上げようかなというところです。力はいくら上げても、モル元の承太郎が空中を斬り続けている以上あまり意味はないだろうと思うし、「運」は運食い虫の保有数によっても上下するのでそれほどこだわらない方向です。でも、それなりに操作を覚えてきて、最初の頃よりは少し戦い方がうまくなってきたような気がします。


性格判定と思しき会話で結構ずばっと物を言ったので、「切れ者」になっていることを期待。3D画面と2D地図との関係は少しは見慣れてきましたが、迷子はまだ全然治らなくて大マップですら迷います。




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自己紹介:
ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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