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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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思い出し日記ですが、4章石神様について。




これまでのあらすじ

ツキガタ村で茜さんが「天斗様」のお嫁に行ってしまった。
これでよかったのだろうか…。
何のための悪魔スキル「擬態」だろうか…。
今まで「辰巳」にか変身したことがない、
あれに擬態してもオカマロオドでびっくりされるだけです。

てっきりライドウが茜さんの姿に「擬態」して
白無垢姿で敵地に乗り込むものと思っていました。
角隠しの中に着用していた学帽が見つかって

「貴様… ツキガタの娘ではないな!?」
「フッ…今さら気づいても遅いッ!!
俺の名前は十四代目葛葉ライドウ!!
今日は管の代わりに殺虫剤をたっぷり仕込んできているぜ!!!」バァーン



となるかどうかはさておき、
擬態して乗り込むのだろうと予想していました。
でも、現実は茜さんはお嫁に行き、
暴れん坊の兄・弾は彼の手下とともに牢獄に入れられ、
ライドウたちは帝都へ戻ったのでした。

帝都から山陰地方まで、タエちゃんから長距離電話があり

「帝都が大変なの!!」

と言っていました。
鳴海はこのことについて「情報が足りないなあ」みたいなことを言っていた気がしますが、たくさん話せないほど緊急事態なのではないか。だいたい、この大正20年の世界には、どうもまだあの関東大震災が来ていないような感じです。というのは、地震が頻発しているのに、誰もあの地震に言及しないからです。「異界開き」なんてものがありますが、そもそもこの世界こそパラレルワールドで、どこかには1923年にあの地震を経験した世界があるのではないか…。では、1931年にまだ昭和が訪れていないこの世界は、その地震が先送りになった世界なのか?

まあよくわかりませんが、とにかく帝都に戻ってみると、そこまで大変というわけでもありませんでした。ただ、最近の地震のせいで石神様という土地の神様を祭る場所の、一番深いところにある要石が外れかけているとか、そういう事件が起こっていました。

ゲームとしては「石神様ダンジョン」だったので、このへんの経緯は正確に覚えていません。覚えているのは、石神様のところのお稲荷様がキツネ目の幼女に変身する趣味があったことと、ダンジョンが鳥瞰的であったのでモル元には珍しく全く迷わずに済んだことです。ちょっと上から見させてくれれば迷わないのですよ!

ところで、この「石神様」一件で、タエちゃんに卒倒癖があることが判明しました。そう言えば前も倒れていたような。しかしびっくりして倒れてしまうとは…女性というのは繊細なものです。鳴海とタエちゃんのやりとりはほのぼのしてよいですね。

石神様の中には魔人レッドライダーが登場します。

「宝玉をよこせ。…もっていないではないかッ!!」

と、キレ症であることはホワイトライダーと同じです。こいつが限界倒せないので、出会うたびに貢物をします。最初、「仲魔の命を捧げよ」というのは、捧げてしまったらもうその仲魔は完全に死んでしまうものと想像していたのですが、ためしにやってみたら「死」状態になるだけで回復可能でした。そのため、今では「仲魔の命ひとつふたつでお引き取り願えるなら」と管を差し出すようになりました。いつかぶっ殺してやる…という激しい戦意を感じつつも、今は絶対かなわないのでぐっとこらえます。

ほんとこいつ倒せないよな…と思いながらダンジョン半分目のお稲荷様のところまでたどり着くと、お稲荷様は言いました。「要石が緩んで、魔人が住み着いてしまった。この魔人を倒してくれ」


なんと!!
ダンジョンボスは魔人か!!
ついに本気で魔人と戦うときが来たのか!!

――と、モル元もぐんとテンションがあがりました! ボスと言われたからには、「頑張れば倒せるはず」。今まで貢ぎまくった宝玉を返してもらおうか!! 二度と貴様に、仲魔の命をささげたりはしないぞ!!


殺気まんまんで要石に向かったのですが、結局魔人はそれっきり出なくて、ボスもいなくて、ただ要石にたどりついてカチッとはめなおしたらそれで任務完了でした。これは拍子抜けです…何かモル元が勘違いをしていたようです。

ダンジョン内のボス敵としては、以前戦った「貧乏神」に加え「厄病神」が中ボスとして登場しました。貧乏神は「今日は前より調子がいいからなめてかかるな」と脅してきましたが、こちらだって前よりは強くなっています。なるほど絶好調の貧乏神はマゾっ気こそ以前より激しいご様子でしたが、「ライドウ」が主人公ライドウよりもゲームをしているプライヤーのほうに精神ゆさぶりやダメージを与えてくる仕様であることはもう十分理解しています。アブないことを言われても、もう覚悟ができているから平気です。今回も我がライドウは「やばいやばい死ぬまずい!!」と叫びながら傷薬を塗る作業をしているうちに仲魔がボコッてくれました。ライドウの主な仕事はエメラルド・グリーンのライフストリームが敵から流れ出す時を見計らってここぞとばかりカメラ目線でキメることです。「厄病神」のほうも同じ調子で倒しました。

結局魔人とは対決しなかったわけで、そのあとフラストレーションがあって色々な場所をうろつきましたが、エンカウント自体が「ある条件が揃っている」ときでないと無いみたいで、会えませんでした。

レッドライダーが出てくるようになる前は、天斗様のところでホワイトライダーにしばしば貢物を捧げたものです。ホワイトライダーも美しい強いお方ですが、頭のほうは強くないのか、それとも強硬外交主義なのか、


ホワイトライダー「リャナンシーの命を捧げよ」

ライドウ「リャナンシーは今一番大事な回復役だ…他のものにしてくれないか…」

ホワイトライダー「では…リャナンシーの命を捧げよ」

ライドウ「だから今…リャナンシーの命以外にしてくれと…」

ホワイトライダー「では…リャナンシーの命を捧げよ」


と、どこまでも貪欲にリャナンシーの命を求めてきました。互いに「察してくれ」というオーラを出し合っての交渉ですが、ホワイトライダーはその驕慢な性格ゆえにすぐ地響きとともに怒りを露わにしてくるし、彼からすれば雑魚に違いない我が方の仲魔たちが必死で面白可笑しいお話をしてさしあげたり、衒学的な会話を試みたりしてもいつも「気に食わない」。唯一効いたのは女性による色仕掛けだけでした。あのホワイトライダーくらいなら全力で戦えば今ならあるいは何とかなるのではないかと思いますが、残念ながらエンカウントしなくなってしまいました。



仲魔のお話。
以前タム・リンを捏ねて混ぜる時に「またタム・リンの上級版みたいなのが出てきますから大丈夫ですよ」とゲームを貸してくれた友人に慰められたのですが、実際カラーリングだけが違うクー・フーリンを錬成したところ、人格が高貴すぎてタム・リンとは趣が違ったため、それはそれでいいのですがタム・リンの絶妙な弱さが恋しくてなりませんでした。また「ポルターガイストとガキ」という想像を絶する組み合わせによってあの美しいタム・リンを錬成しようか、でも、それは前に使っていた子と違う子になってしまわないか…

と色々悩んでいたのですが、そう言えば「デビルカルテ」に登録されているということを突如思い出し、彼を買い戻せば前の子と同じ子ということになるのではないか!と思って、買ってきました。一緒にプレイしている友人が調べてきたところによると、悪魔合体は正確には「召喚する一体に見合う二体の悪魔を捧げる行為」らしく、タム・リンの原材料に疑問を感じたり、「車輪と車輪を捏ねたのに車輪ではないものが出来る」ことに疑問を感じたりする必要はないみたいです。

そんなわけで、第4章終了!
1章終了時には「今に行き詰る」と思っていた「ライドウVSアバドン王」ですが、この分だと「世界樹の迷宮3」の発売前にはクリア出来そうです。



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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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