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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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急用になって今日のオンリーに行けなかったので、寂しくひとりでドラクエしました。差し入れも用意したのに…。すれ違い通信もしたかったのに残念です。

新着配信のロクサーヌのクエストをクリアしました。このクエストについてのネタばれがありますからご注意ください。




***ロクサーヌさんのクエスト***


今週配信された、
ロクサーヌさんをめぐるクエストをクリアしました。



ロクサーヌが困っているらしい、という追加クエストが出たので、リッカの宿のカウンターの中に入って話しかけました。最近ではリッカを尊敬するような発言をしてくれるようになったロクサーヌですが、初期にはいつもツンと澄まして、カウンターの中に入って話しかけると「空気よめない距離なしは帰ってちょうだい」とばかり、かなり冷ややかだったことは忘れ難いです。そのため、彼女が妙に折れて「お願いがあるのです」と頼んで来た時、思わず「いいえ」を選択しました。ロクサーヌは拍子抜けした様子で、「予想外の反応…。そうですよね、忙しいですよね。」でも困ったわ…と言っていて、ちょっと面白かったです。この人に頼まれるといちもにもなく引き受けそうになりますが、頑張ってノーと言ってみただけです。二度目はちゃんと受けました。


一体どうしたのか話を聞いてみると、「こっそり宿の顧客リストが見たい」とのこと。えっなにっ? わたしユリス! 冒険者だけど最近ロクサーヌがあやしいお!? 思わず二度聞きしたところ「まさかわたくしを疑っているんですの?」と、さらに妙なことを言われました。不審すぎます。ロクサーヌはリッカの宿で営業しているけれど元締めは世界宿屋協会であって、リッカの宿の従業員ではないのに…。

リッカのところに行って、ロクサーヌのことは伏せて「まさか見せてくれるとは思えないけど、怒られてもしょうがないけど、その、顧客リストが見たいんだけど…」と頼んでみると、「顧客リストに何の用事があるの?」といぶかしがられましたが、ユリスはリッカの完全なる信頼を勝ち得ているので、見せてもらえることになりました。この時点で何だかもう、何があってもユリスの罪になる。すでに嵌められた感があります。

顧客リストは金庫番のレナが保管しているというので、いつもは

レナ「ウラから話しかけたって私からあなたに言うことはなにもないわよ」


と冷たいレナと初めて会話らしい会話をして、顧客リストを入手してロクサーヌに渡しました。渡していいのかなあ…でも頼まれたし…そうでないなら顧客リストなんてのぞこうと思わないし…と、ものすごく後ろめたく煮え切らない気持ちがします。何かあったら歴とした共犯者であることを感じつつ、ロクサーヌの様子をうかがいました。

顧客リストには宿泊客それぞれの情報が細かく書き込まれているらしく、ロクサーヌはその丁寧な仕事に感動しています。「これが連中の手に渡ったら…」とか言っています。えっなに? すると…

そこに折よく、あまりにも折よく登場した男二人!! 
「おれたちは客だぞ!」と言いがかりをつける二人組に困惑するリッカ!
何者だーーーーー!!!
ユリスたちの眼の黒いうちはこの大事な宿でめったなことはさせないぞ!!!

が、二人はそこではたいして暴れず、
ロクサーヌを外へ連れ出しました!!


追いかけて外に出てみると、男たちはロクサーヌを脅し、顧客リストを奪って去っていきました。男たちの正体は「宿六会」という業界の泥棒集団。そう、ロクサーヌは宿六会のスパイだったのです…!! しかし望んでその立場にあるわけではないとのこと。ロクサーヌの話によると、ロクサーヌの父が宿六会にとらわれていて、しかたなかったのだそうです。今までリッカの宿に潜入しつつのらりくらりと宿六会の連中の要求を逃れてきたけれど、ついにごまかしきれないところまで来て、そして顧客リストに手を出してしまった…父のため…。ユリス様っ、たすけてっ、顧客リストをとりもどして!! というわけです。

取り戻して!って言われても、あまりにも周到に私をだましてさっき借りて来いって言ったのはロクサーヌだし、しかもそれで借りてきちゃったのは他でもない私だし、リッカはこのことを知らないし、もう何ていうか、罪は私にある状態です。ロクサーヌのためとかじゃなくても、何とかしないわけにはいかない状況。そして何だかそれもロクサーヌの計算通りのような気がする。しかし、このクエストは従来から上品な派遣販売員ロクサーヌがまとっていた「得体のしれなさ」をうまくいかしたクエストですね。単発クエストでありながら、なかなかの手ごたえがあります。


で、肝心の宿六の連中はどこに逃げたのか?
ロクサーヌの話によると、宿六会は世界じゅうに転々と拠点を移し「地下とか」「洞窟」「井戸の中」なんかにいるらしいです。そんな適当な…!? 顧客リストに発信器を付けるくらいしておいてくれないと、世界に一体洞窟がいくつあると思っているの!? その散在具合たるや、各地まんべんなく地下がズブズブすぎてこの世界の地盤が不安になるくらいです!

一応、思い当たる辺境の井戸などを見て回りましたが見つからず、「転々と」ということはランダム発生かと思って放置していたのですが、今日、友人が「ロクサーヌクエストクリアできたよ!」と言っていたので改めて探すことにしました。皆さんは、すぐに見つかりましたか? 友人が、ヒントは「地下で井戸で洞窟」で、「彼女の思わせぶりなヒントはあながち間違いではなかった」と言っていたので、思いついた場所に行ってみたらビンゴでした。ちなみに問題発生以降、ロクサーヌさんはどういう含みか販売期間の過ぎたアリーナの長靴を売ってくれました。15000円だったと思います。いつかレア&ランダムで出るだろうとは思っていましたがこのタイミングで出るといかがわしい気持ちになりますね。所詮私も罪深い共犯者ですし何をどう出来るわけでもないのですが、どうとは言いませんがこの流れでククールのブーツも売って下さい。


アジトに侵入し、リッカの宿に急襲をかけてきた例の宿六会の男二人がだべっているところを発見すると、彼らはびっくりしていっそう奥に逃げて行きました。戦ってはくれないようです。「こいつリッカの宿の用心棒みたいなヤツだぜ!」と警戒されました。私、自分のことを「可愛い呼び込み要員」だと思っていたのに、用心棒に見えていたのですね。ちょっとショックでした。

さらに追いかけると、ドン・ヤドロクという宿六会のドンのところに二人が集まっていて、「アジトがばれちまった!」「ばか、なぜこっちに逃げてきた!」とか言い合っています。敵が最深部に逃げるのはいつものこと。そこに颯爽と現れたロクサーヌ、実は宿六会を討つことが目的だったと告げて「ものすごくすばやい動作」で連中の逃げ道をふさぎます! ちくしょうっ、なんてすばやい動きをする女だ! と男たちが手こずっている間に、ユリスたちは宿六たちの飼っているギャングなヘルジャッカル「ギャングアニマル」と戦います。戦歴から見ると「ドン・ヤドロクの家の前に子犬が捨てられていた。飼ってみたら犬ではなくヘルジャッカルだったのだ!」と出ます。どうしたら犬に見えるのか謎ですが、わりと心あたたまるエピソードでした。「せんれき」のモンスター説明は和みますね。

このヘルジャッカルはそんなわけでドン・ヤドロクの命令しかきかないらしいのですが、ヤドロクに「やっちまえ!」とけしかけられて、自ら柵を破って私どもに襲いかかってきました。そういう柵ではいけないのでは…。

ヘルジャッカルはHPはわりとあるのですが攻撃力はたいしたことがなかったので簡単に倒せました。ロクサーヌがあくまで上品に「おなわにおつきになって!」と叫びながら宿六の連中をとらえ、そしてユリスたちに「何度も身分をいつわってすみませんでした。」と謝ってきました。本当は世界宿屋協会の特命エージェントなんですって! もうっ!! 父の話とかは真っ赤な作り話、顧客リストはあなたをその気にさせるため、ごめんなさいね!だそうです。わたくし一人の力では宿六会を壊滅させることはできないけれど、世界中を冒険しているユリス様のお手を借りることが出来れば、と思ったそうです。そんなふうに褒められても嵌められたことのほうがやっぱり大きいです。そのうえ、式を目前に胸はずませつつ純白のウエディングアイテムを買い集めている最中だというのに、「ほう、ほう、ここにきてアリーナの長靴か、なるほどなロクサーヌさんよ…ああ、例の件なら心配要らないさ…だが忘れちゃいないよな? ククールのブーツってのもあったよなァ…? あの週、あんたが決して売ろうとせずに「花のみつ」なんかを私に買わせていた…あれも出せるんだろ…?」という暗黒面を刺激されたのも非常に屈辱です。ロクサーヌの前では天使なんかじゃいられない!


さて、おなわにおつきになった宿六会の連中は、そのままアジトに投獄されました。ユリスは「さいごのカギ」を持っているのでどんな牢獄にも入り放題で罪人にインタビューしたりそのへんの壺を割ったりします。

ドン・ヤドロク「宿王の夢やぶれたワシはヤケになって宿六会をはじめたのだ。その結末がこれだよ……。チキショウッ! なぜ正々堂々ともういちど勝負しなかったのだ!? 若かりしころのワシの バカあっ!」



…憎めない男でした。
盗賊男の兄貴分のほうは意気消沈しています。

兄貴分「ハァ……。あんなあくどい商売 やっぱダメだよな……。今は反省してるぜ……。」

一方、弟分はと言うと。

弟分「つかまっちまったけどアニキといっしょの牢屋でよかったぜ。へへへ。」



弟ーーーー!!! 

こういう呑気な弟分が好きです。よかったね、弟! ドラクエは、上司や兄貴に心酔している部下とか弟とか弟分とかが緩すぎるのがたまらないですね。


さて、ロクサーヌがセントシュタインでお礼をしてくれるというので、ルーフィンの時はあんなつらい時にお礼がどうとか言い出す妖精に度肝を抜かれたユリスですが、今回はむしろ積極的に「なにか貰わないと気が済まない」という気持ちでいたため、セントシュタインに戻りました。親切でやったにしては無様すぎ、ユリスは利用されたようなもの。悔しいのです。まだギブアンドテイクのほうがプライドが守られる気持ちがします。が、カウンターの中に入って話しかけると、ロクサーヌは「おかえりなさいませ、ユリスさま!」……このやろう、ほだされる! いい笑顔している!!


お礼は想像を絶する素敵なものでした。それに言葉が優しいです。ロクサーヌなりにデレ期に入っているというか…。ロクサーヌとしても、自分が宿屋協会から引き受けた特命を完遂することが出来て肩の荷が下り、そしてユリスたちに感謝しどうも心を許しているようです。すごく振り回されたけど、ロクサーヌ嬢の生き生きした姿を見て、完全に許してしまいました。ロクサーヌのキャラは不思議で素敵ですね。



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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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