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ドラゴンクエスト7の小説ブログです。 9プレイ日記もあります。
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〜あらすじ〜
ミカド国の聖地シンジュク村にて、フリンは人生の分岐路に立たされた。そこに行けという伝言をよこしたウーゴ様は、神に世界を任せきりにし、暢気にも東京でのワイン探しを依頼してきた。この男、実はかなりの恐妻家らしい。しかし結局、ウーゴには適度に鼻につく程度の自己顕示欲や権力志向はあっても、この世界を導き、あるいは変革するような、過ぎた野望や野心というものはないのだ。彼には愛すべき凡庸さがあり、そこにフリンは愛着を感じるのだった。ちなみに我々は遺物漁りの最中にすでにどこかでワインを入手していたらしく、さっそくウーゴ様に強奪された。
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〜あらすじ〜
われらがサムライの長ホープ様はその質実剛健な人となりで人々の尊敬を集めているが、ミカド国においてそのサムライ長と並び立ち、権力という意味ではサムライ勢に実質命令出来る立場にある修道院の最高権力者ウーゴ様は、ホープ様とは全く異なる、何とも信頼置きがたい人物である。

わたくしモル元は初めて会った時からウーゴ様が好きで、彼からクエストが来ると喜んで騙されたり、喜んで使いっ走りになったりしてきた。サムライの武力は国家の安寧を守るためのもの、修道院の私利私欲のために使われてはならないものである。が、ギャビーが「誉れ高きサムライの皆々よ」などとアジりつつ与えてくるクエストに比べ、ウーゴ様のクエストには何とも言えぬ愛嬌があるのだ。私の記憶によれば、ウーゴ様もまた若き頃はサムライとして活動していたらしいのだが、修道院の地位のほうが安全であり権力もあることからその地位を得たとか何とか、Kの酒場で聞いた気がする。多分ホープ様とウーゴ様は同世代なので、若い頃の彼らがどのくらい衝突し、分かり合えなかったのか、分かり合えないまま互いを受容したのかと想像すると愉快である。そう、彼らは憎み合ってはいない。ウーゴ様はあれで結局、卑しい人物ではないのだ。

というわけで、ウーゴ様クエストまとめ!
〜あらすじ〜
悪魔からマッカを巻き上げるクセがついたサムライご一行。たまに苦い思いもし、罪悪感、劣等感を感じることもあるが、それも大抵慣れてきてしまった。今なら阿修羅会に入れそうだ。

やはり今のところセタンタから巻き上げるのが一番快感である。この悪い快感を友人に話したところ、「わかるーーーーー」と言われた。彼女から「緊縛状態にするとまたオツ」であるとの情報を得たのでやってみた。なるほどすばらしい。この友人は以前から「モル元さん、せっかくスキルを運メインで振っているならファンドをするべきですよ」とか「悪魔合体にはマッカがいくらでもかかりますから」などと言っていたが、結局悪魔から金を絞る快感を味わっていただけだと分かった。
あらすじ
銀座にて、選ばれし真のセレブリティだけが入ることを許された繁華街に、われらサムライ一行は「遺物拾い」だけを元手に挑んだ。つまり、悪魔の巣食う街を徘徊し、拾っては闇に売り拾っては闇に売りを繰り返し、10万マッカを貯めたのである。また、ブラックカードのために、異世界である故国から持って来ていた貴重な宝石も売った。地元で売るならまだしも、これは恐るべき富の流出というやつである。悪魔との聖戦において仲魔に捧げるべき招来石を「招来石に頼るような勝負はだいたいもう負けも同然だから」などとうそぶいて、得体の知れぬ武器商人に1万マッカで手放すのである。「沢山は持てないから」と言っていた頃はまだ合理的なだけだった。「あとひとつくらいなら」と言っていた頃も、武器防具のために貴石を手放す、思い切りのよいサムライだと言えた。しかしもう全売りである。ミカド国の高級品を、武器商人に「本物だろうなあ?」といちいちエロティックな声音で辱められてなお行う転売である。1万マッカだもん、しょうがないよね、などと言って……。これは偽ヒルズ族タヤマに対する銀座の連中の揶揄を聞いて、奴も地元の者にかかれば所詮そんなものかなどと笑ってはいられないざまである。わたくしはブラックカードと引き換えに蓄財をすっからかんにし、しかしそのことをひた隠して、手元に残るブラックカード一枚を見せ金のごとくヒラヒラと見せつけたのであった。
あらすじ
喫茶フロリダで、いかにも恐ろしい男・フジワラと出会ったサムライ一行。彼はミカド国創世の秘密を知り、ミカド国への移住についてギャビーへの手引きを要求する元ジャーナリスト。陰謀と世界崩壊の気配にフリンはおののいた。おののいたので、先に進むことをやめて銀座に戻った。そう、あのブラックカードというものが欲しかったのである。
あらすじ
悪魔リリスにそそのかされ、同僚ワルターは既存の秩序への疑念と、改革に対する野心を知ってしまった!

ワルターはカジュアリティーズ出身で、これまでは階級秩序から来る負担を、気に食わないと思いながらも受け流し続けていた。しかしその心の中には、リリスの説く人の世のあり方を、己の体験に照らして理解するだけの土壌が出来上がっていたのである。

一方、ラグジュアリーズ出身で、「よき労働者階級の生活を守るよき支配階層」という構図に基づく国家安寧を第一とするヨナタンは、「秩序を乱すものは黒きサムライという一人の女性であれ、悪魔リリスであれ、民の平和と安定のために排除する」という、彼なりに筋の通った思想を手放すつもりは毛頭なかった。彼は黒きサムライの言うことなど世を乱す悪人の戯れ言と思っているので聞く耳をもたないし、リリスという悪魔の言うことならなおさら、悪魔の妄言として必ず退けた。彼が過去に退けなかった悪魔の言といえばサキュバスの誘惑くらいのものであった(その時ばかりは、彼もメロメロにされてしまったのである)。とにかく、ヨナタンにとって、人間が人間の世界に自発的に疑問を抱くことはあり得ない。黒きサムライに本を与えられた民も、リリスの言葉に関心を示した友も、いずれも悪しき誘惑から救ってやるべき存在、迷える人の子なのだ。

さて、さきほど「ワルターとヨナタンの衝撃的ぶつかり合い」を目撃してしまったフリンだったが、その興奮もさめやらぬうちに、銀座の地下街でワルターとJKが会話しているのを目撃してしまい、何ともばつが悪い思いがしたのであった。


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自己紹介:
ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

シャークアイ関連の雑談やコメントなど随時募集中。お気軽に話しかけてやって下さい。世の中にシャークアイの作品が増えるといいなと思って活動しています。

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