ライドウVSアバドン王その17～虫捕り大作戦～ 2010/05/03__00:00

ライドウVSアバドン王、
異界で虫を捕る、簡単ですが地道なお仕事です。

～あらすじ～
帝都の「絶望の門」は、猿神様にライドウのMAGを全て食わせてその力を発揮していただくことではるか西の地槻賀多村へと運ばれ、アポリオンは封印したのですが、かわりに、槻賀多家を押しつぶすように、「無限奈落アバドン」が出現してしまったのでした。「黒の夢」みたいなこの物体は、多分ですが、シナドの宮殿のようなもの。ついに明らかになった真の敵は、槻賀多土着の神としてあがめられてきた「シナド」なのだろうか――

シナドが天斗の言う「かかさま」だったような気がしないでもないですが、この辺の事情も、ライドウのMAGを喰らい尽くした猿神様に「うまかった。また食わせてくれ」と言われて、露天風呂で地元の中年男にセクハラされた時の三倍の勢いで意識が吹き飛んでしまったことなどにより吹き飛んでしまいました。無限奈落の中では執拗に「シナドの面をかぶった承太郎」をはじめとする皆さんが同じようなことを繰り返し発言してくるので、多分この辺の事情も再度聞くことが出来ると思います。


シナドの面をかぶった村人や、生け贄として捧げられた茜ちゃんは、無限奈落アバドンの中に入っていってしまったのですが、シナドの面をかぶったりしていないライドウや弾には入れません。この絶望の重さに対抗できるだけの希望が無ければ入口を作ることは出来ません…そう、ポジトルヲがなければ…。


希望とは、この世界ではすなわち「運」。

ちょっとそれもどうなの、と思われるかもしれませんが、
市井で「運」と呼ばれているものは、実は「希望」なのです！！

…言っていてモル元自身も何となく落ち着かない気持ちになりますが、とにかく「運食い虫」を集めてポジトルヲを作らなければ、アバドンの中には侵入できません。

弾は言いました。

「もう帝都の異界にしか運食い虫いねえなあ」。


弾よ……、それはお前さんのせいなんじゃないのですか？　お前、この前「俺のせいで帝都が…俺を殴ってくれ！」って言って、大分めそってましたよね？　なにを偉そうにふんぞりかえって「帝都の異界に運食い虫がいる」？　完全なる雑務じゃないですか、手を貸して下さいよ！！

……そういうわけで「ポジトルヲ」を作るために、承太郎は虫かごを追加で与えられ、「とりもち」を背負って帝都の異界に行きました。弾はついてきてくれませんでした。まあ、戦闘によってレベルアップも出来るし、ゲーム進行上は粋な計らいとも言えると思います。ありがとう、アトラス。だが虫かごだけじゃなくとりもちもよこすべきだ！！　途中でとりもちが足りなくなると、自分で買い足さないといけないというこの勤務条件……経費で落ちないのはおかしいと思う！！　帝都中の異界を駆け巡り、大量の運食い虫を持って弾のところへ行くと、天斗一族の一人が「ポジトルヲ」を作ってくれました。まあ、一度は「足りない」と言われて再度異界に戻ったのですが…。そしてできあがった小さなポジトルヲ。うわあ、輝いている！！　でも、それ全部俺の運ですよね？　空条承太郎、再び運の全てを失いました。


～これまでの訂正～
いい加減プレイ日記ですが、これまでのところでいくつか訂正をしておきます。まず、石神様のところで「ラスボスは魔人だという話だったのに、ボスなんかいなくて要石をカチッと嵌めたら任務が完了した」と言いましたが、途中で出た貧乏神と疫病神が魔人だったのだそうです。ちょっとライダー系に気を取られすぎました。あと、つい先だっての日記ですが、「歴代ゲイリンと戦った気がするのですが」と、貸してくれた友人に訊いてみたところ、これはモル元の記憶が正解でした。ただし「トウテツの名前を忘れないで下さい」と言われました。猿神様と言っていましたが、そう、言われてみればトウテツというお方でした。申し訳なかったので解説をしておくと、トウテツとは「饕餮」と書き、中国の神話に出てくる、魔除けの神様が元ネタです。猿だとか言いましたが正確には猿ではないはずです。何でも食べてしまうこの神様は、帝都から槻賀多までの「空間」を食べてしまい、帝都の絶望の門を引き寄せた……ような気がするのですが、そんな「ザ・ハンド」のようなことをしたのかどうかも例の「全マグタイトを食い尽くされるライドウ」のムービーに気を取られて忘れてしまったので、また不用意なことを言うと、訂正を重ねることになるかもしれません。