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ライドウVSアバドン王、
帝都上空を何とかしました。




~あらすじ~

山陰のことはこのゲイリンの管轄だ。
病身のゲイリンはそう言い残し、一人で「深淵世界の門を閉門する秘術」を手にするために、修験闘座のひとつに入って行ってしまった。

なるほど山陰のことではあるが、深淵世界の門とやらが出現しているのは帝都上空であるし、ここは葛葉同士で手に手を取り合って問題解決に当たりたい――というのが、この十四代目ライドウこと空条承太郎の希望するところである。

なんとなれば、ゲイリンが潜った闘座は「しかけがいっぱいのダンジョン」であり、ゲイリンが一緒に連れて行ってくれないと、ライドウは度々トラップに足を取られ、間の抜けた恰好で落とし穴に落ちるからである。落とし穴の先はこれまた「燃えていたり」「すごく寒かったり」するわけであるが、のみならず「暗がりであったり」した場合、ライドウが足を滑らせ、2万円くらいのお金をうっかり落としてしまったりするのである。うっかりで済む額面じゃないーーーー!!! 先立つものなしに剣を鍛えられると思っているのか!! 

ライドウも書生なのだから、そういう大金は鳴海に預けるか、鳴海でなければヴィクトルのところに先払いでもしておけばと思います。それが無理なら、クー・フーリンあたりに預けておきたい。

ところで、クーフーリンはとっても恰好いいのですが、レベルアップの時の会話を聞いていると、ライドウのしもべというより誰か別の上位存在に従っているような気配があるし、ライドウの許可なく配下の者をしたがえている様子です……まつろわぬ、というほどではないけれど、何となく距離を感じます。タムリンはその点ライドウに完全に服従しているようなので、やはり悪魔としてのレベルの違いなのでしょうか。




さて、「転んでもただでは起きない」十四代目葛葉ライドウ、ダンジョンのトラップの先には大抵宝物があるので、「わざと落ちてるのよ」と友人のLさんに言い訳しながらその実時々はうっかり落ちながら最奥にたどり着くと、ゲイリンが歴代ゲイリンと戦っていたわけでした。「お師匠様やめて!!」「凪、何故来たのプロセス!!」という一連の会話があったかなかったか、とにかくゲイリンは病身であることもあって斃れてしまいます。そこで立ち上がる凪!! 「私がゲイリンを襲名します!!」という当然の流れになりましたが、変なところで真面目な友人Lさんが「ちょっと待て!! 今のはちゃんと師匠の許可を取ったのか!? なし崩し的に勝手に名乗っていないか!?」と非常に心配していました。大丈夫、多分免許は皆伝しています。

皆伝はしていると思うのですが、凪ちゃんはほとんど儀式的に歴代ゲイリンに挑み、その一つを倒したのみで自分もぐったりしてしまったので、あとはこの葛葉ライドウが何とかしました。ゲイリンは立派な死でした……。……歴代ゲイリンの前に破れたことが立派な死だったかどうか書いていてよく分からなくなりましたが、「歴代ゲイリンと戦っていた」こと自体がモル元の妄想かもしれないので、この辺はスルーします。友人のLさんにこの時の状況を尋ねてみたところ「凪が襲名したことは覚えているが、歴代ゲイリンと戦った場面は記憶にない」と言っていました。はっきりしなくてすみません…トラップで転び過ぎて、ライドウもちょっと頭がクラクラしていたようです。でもゲイリンと戦った気がするのは本当です! 相手もデビルサマナーなので悪魔とサマナーが混在して、どれが味方か分からなくなって混乱した記憶があります!

とにかく「もう誰とも戦いたくない」と思っていたら、最後の扉の向こうにいた猿神様はライドウとは戦うつもりがないらしく、普通に手を貸してくれることになりました。この神様が何かの力によって封印されていてそれは歴代ゲイリンを倒さないと解かれないのだったかな……実際のところをよく記憶していないのは、この後の出来事のインパクトが強かったためもあります。


この猿神様が「秘術」を使えるお方なのでした。
今回は開門した場所が槻賀多ではなく帝都という離れの土地であるため、まず帝都から門を引き寄せねばならない。しかし、承太郎のMAGを全て食わせてくれれば帝都上空の門を槻賀多まで引き寄せてくれるそうです、そして、えーと……何かの力を相殺することによって、あれを閉門してしまう、と言うのでした。

話を聞いて、ライドウは猿神様とともに秘術をやり遂げる決意をしました。
猿神様を肩車した状態で、猿神様にMAGを吸わせるライドウが……むろん、これまでも「美丈夫」であることを折に触れて主張してきたこのゲームですが、これは、時々ライドウが夢うつつに見る不思議な地平で、倒れ伏すライドウの上に容赦なくフラッシュがたかれ、ライドウがゆっくりと目を開き、立ち上がる、という、もう何度か繰り返されたその妙にセクシャルなシーンを凌駕するほどのエロティックさだったのでモル元はちょっと度肝を抜かれたのでした。ほんとです。何を言っているのだ、こいつは、と思われるかもしれませんが、このシーンはちょっと凄いです。MAGの全てを吸い取られることに甘んじている、じっと立って猿神様を担いでいるライドウも神風的大正セクシーなのですが、全部吸われてしまってフラフラになって思わず膝を折る姿は、もうとりあえずあの無限奈落アバドンの中でも何でもいいから隠しておかねばと思わせる姿です。これは見せてはいけない!! カメラもちょっとよけてあげて!! いつもながらライドウが無表情であるせいもあって、凄みをいや増していると思います。このような受難の時ですら、ライドウは苦痛や疲労をあまり表情に出さない子ですね。性格なのか教育のたまものなのかは分かりませんが…そしてうまく説明出来ませんが、とにかくこのシーンのインパクトは激しいものがあります。それより少し前に戦っていたのが歴代ゲイリンだったかどうかもわからなくなるほどです。


それで帝都の上空の門は槻賀多に引き寄せることによって帝都上空はとりあえず何とかなったのですが、アポリオンが襲わなくなったというだけで人々の心は絶望にむしばまれたままです。帝都に戻って人々に話を聞くとほぼ全員が贋アポリオンのようなものを心に飼っていて凄くネガティブなことを言う上に、あまり見たくない怖い虫を、おのれの背後にズモモモモ…と召喚して見せるので、ちまたでは種々読み込みが遅いと批判されているこのゲームに対して一向そういう不満を感じないモル元でも、この「執拗にズモモモモ…のモーションを見させられる」、しかも振動つき、の繰り返しには少し嫌な気持ちになります。

一方、槻賀多には黒く焼け焦げたような球体が、槻賀多家の上に出現してしまいました。それこそが無限奈落アバドン……破壊すべき、最後の砦です。人々はと言うと、各家の軒先に吊されてあった「シナド」のお面をかぶり、人生や将来への呪詛と憤怒を語りながら、陰鬱な集団暴動のような事態になっていました。不満の矛先は槻賀多家に向けられ、ついに槻賀多の当主秋次郎は、村人によって殺されてしまい、天斗のもとからせっかく戻ってきた茜も、「シナド様に捧げるべし」とする村人たちによって、強引に「無限奈落アバドン」の球体の中に入れられてしまったのでした。

槻賀多の神は天斗様、とは表向きで、天斗は地下に暮らす、槻賀多と共存してきた、事実上は槻賀多の優位に立っていた一族。ここで出てきたシナドとは、憤怒と悲嘆の二つの表情をもつ、この村で真実信仰されている「神」なのでした。シナドは一体何者なのか、そやつの巣くう奈落に乗り込むべく、この空条承太郎……


帝都に虫採集に行ってきます!!
なんだこのゲーム!!
弾も手伝え!!





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ゲーム大好きモル元です。

9のプレイも一段落ついて、そろそろ7小説に戻ろうか、と書き始めた途端、シャークアイの知名度や活動人口の少なさを再び思い知って打ちひしがれている今日この頃です。皆さんにシャークアイのことを思い出してもらったり、好きになってもらうために、めげずに頑張って書いていきます!

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